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取説には「1万kmごと」って書いてあっても「5000km」で換えるべき? エンジンオイルの「交換頻度問題」に決着! (2/2ページ)

取説には「1万kmごと」って書いてあっても「5000km」で換えるべき? エンジンオイルの「交換頻度問題」に決着!

この記事をまとめると

■エンジンオイルの交換サイクルについて解説

■1万キロごとでも最近のクルマであれば壊れる心配はない

■しかし5000キロや半年ごとの交換がオススメ

長く乗るなら5000キロや半年ごとの交換がオススメ

 ガソリンスタンドやカー用品店では「5000キロ、もしくは半年ごと」と言われるエンジンオイル交換の頻度。しかし、ガソリンエンジン車の場合、取扱説明書などには1万キロやそれ以上の交換頻度が記されていることが多い。この違いはなぜ生まれるのか? そしてどちらが良いのだろうか?

「壊れない」に対する考え方の違い

 結論から言えば1万キロごとのオイル交換でも最近のクルマであれば壊れる心配はないと言える。近年は各種精度も高められ、オイルの性能も良くなったため、1万キロごとの交換でも大きな問題はないと言えるだろう。

 しかし、オイルメーカーなどに聞くと5000キロや半年ごとの交換がオススメだそうだ。オイルメーカーからの回答と聞くと、単に利益目的に感じてしまうかもしれないが、決してそのような理由ではない。オイルメーカーの担当者曰く、1万キロのような説明書にある交換頻度は「メーカー保証期間の間、問題なく使い続けられる交換サイクル」という認識だそうだ。

 つまり長く愛車とのカーライフを共にしたいのであれば、5000キロもしくは半年ごとの交換がオススメというわけだ。オイル交換に交換しなさすぎはなくとも、交換し過ぎはない。壊れないようにする予防整備という意味合いでも早めのオイル交換は愛車の健康にとっていい事と言える。

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