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家ごと旅できる夢のキャンピングカー! でもよくよく考えたらお風呂やトイレなど「汚水」はどこへ? (2/2ページ)

家ごと旅できる夢のキャンピングカー! でもよくよく考えたらお風呂やトイレなど「汚水」はどこへ?

この記事をまとめると

■いま楽しむ人が多いキャンピングカーライフ

■自由に移動して、マナーを守れば好きな場所で寝泊まりできる

■お風呂やトイレなどの生活排水はどう処理しているのだろうか?

キャンピングカーから出た汚水は「溜める」

 自由気ままに移動して、マナーを守れば好きな場所で寝泊まりできるキャンピングカーライフ! でもお風呂やトイレなどの生活排水はどう処理しているの? という質問を受ける事が多いです。そこで、以下のポイントで、その疑問にお答え致しましょう。

1)キャンピングカーの汚水はどうするの?

・グレータンクとは?

・ブラックタンクとは?

2)排水場所

・ダンプステーションとは?

・RVパークなどのくるま旅施設

・オートキャンプ場ほか

1)キャンピングカーの汚水はどうするの?

 キャンピングカーは「走る家」そこで生活する訳ですから、当然、生活排水も発生します。通常の家だと、下水や浄化槽にそのまま流すので特に意識することはありませんが、移動するキャンピングカーだと事情が変わってきます。そうです「どこかに溜めなければなりません」。

・グレータンク

 シンクで手や顔を洗ったり、調理で食材を洗ったり、歯磨きをしたりしたりと、更にはシャワーまでとなると、それだけの水を使う分、生活排水も多くなり、それを貯めるのは排水タンクとかグレータンクと呼ばれています。

 タンクの容量はさまざまで、10~20リットルの小型のものから、100リットル前後の大型のものまであります。容量の少ないものは取り外し・運搬ができるポリタンクですが、大容量となると、車体に組み込まれるタンクの場合もあります。

・ブラックタンク

 トイレが装備されているキャンピングカーだと、用を足した「お宝」をタッポンタッポン溜めるタンクが必要で、これは一般的にブラックタンクと呼ばれます。

 家族のお宝ならまだしも、友人が使用した場合は「なんで俺があいつの○んこを処理しなくちゃいけないの!」という気分になりますが、馴れると何てことない作業です。

「ポータブルトイレ」や「カセット式トイレ」のタンクは10~20リットル程度、「マリン式トイレ」のタンクは100リットル前後あります。国産キャンピングカーの多くが採用しているカセット式のトイレは、タンクを持って行けば処理できますが、輸入車などの大型キャンピングカーでは排水用のホースを接続して処理するものもあるので、それに対応しているかどうかの確認と処理できる場所のすぐ近くにキャンピングカーを停車する必要があるので、そこまで行けるか? その場所の確保も重要になります。

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