この記事をまとめると
■大学の自動車部に所属する学生たちによる新たなモータースポーツのイベント「フォーミュラジムカーナ」が開始
■クルマもパーツもすべてイコールコンディションで行われる
■東日本大会と西日本大会があり、それぞれの大会で上位5校が9月の決勝戦へ駒を進める
西日本の学生たちが夏の鈴鹿に集結!
日本の大学には中学高校と同様に部活動が存在する。そこには中高には存在しないような部活も数多くあり、非常に中身の濃い世界が広がっている。
なかでも「自動車部」は、日本では普通自動車の運転免許が18歳以上でしか取れないこともあり、基本は大学から活動が盛んになる独特な部活だ。
今回紹介するのは、そんな大学の「自動車部」に所属する学生たちが、車両やタイヤ、ケミカルまでもすべて”イコールコンディション”で戦う「フォーミュラジムカーナ」という大会だ。
この大会は、6/24~25に福島県のエビスサーキットで東日本大会が開催され、今回開催されている西日本大会と、それぞれの上位5校が9月に開催される全国大会へ行くことができるという内容だ。西日本大会には、以下の大学の自動車部が参加。戦いの舞台は三重県の鈴鹿ツインサーキットだ。
大分大学/大阪大学/九州大学/近畿大学/甲南大学/神戸大学/同志社大学/名古屋大学/広島大学/立命館大学
この大会の特徴はなんと言っても前述したとおり、使用する機材がすべて”イコールコンディション”という点だ。大学の自動車部は、それぞれの学校が部車というのを所有しており、それらを使って戦うので、資金力などによって大きな差が生まれてしまう。そんな問題がこの「フォーミュラジムカーナ」では起こらない。