クルマのイベントは統括するのが”超”大変!
4)イベント会場における事故は一発アウト!
クルマあるいはギャラリー同士の接触による破損や怪我など、ほんのちょっとした油断が事故につながってしまうことがあります。こればかりは避けて通れない事案かもしれません。先述の1から3については明らかな迷惑行為ですが、これは不意の事故、しかも想定外であることも多く、イベント関係者も常に目を光らせているそうです。
事故が起こってしまうと、たとえそれが意図したものでなかったとしても、次回の開催に大きな影響を及ぼすことは避けられないんだとか。
5)イベント主催者が決めたローカルルールは絶対厳守
入退場の順番やルート、イベント会場内での禁止行為など、イベント主催者が決めたローカルルールが必ず存在します。本来であればそのローカルルールを踏まえたうえでエントリーしているはず……なのですが、伝わっていないことも多々あるそうで、なかには「そんなの聞いてない」とか「細かいこと言うな!」と怒鳴られることも。
※画像はイメージ
「オマエ、次からは出禁にするぞ!」と言いたいのをググググッと堪えて、低姿勢でルールを説明してしぶしぶ納得してもらうのだとか。イベント主催者は辛いよ……。
まとめ)じつはあっけないほど簡単に「イベントは中止に追い込まれる」という現実
イベント当日、参加者の人たちは思い思いに楽しい時間を過ごし、あっという間に1日が終わり、帰路につきます。しかし、その裏でイベント関係者は食事を摂る暇もないほど駆けずりまわっています。
参加者の人たちからの自由きまますぎるリクエストや、理不尽なクレームの火消しにも対応し、無事にイベントを終えたあとにはクタクタで息をするのも辛いほど……なんだとか。
毎回、あるいは毎年のようにイベントが開催されているのも、イベント主催者や関係者が見えないところで奮闘しているから、なのです。
ホンのちょっとしたトラブルや事故がきっかけでイベントが中止に追い込まれるほど、じつはギリギリのところで開催できているものも少なくありません。
これからも、クルマ系イベントが継続するために大切なこととは? 「ひとりひとりが、本来であればごくあたりまえのルールを守ることに尽きる」のです!