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日本のワゴンといえば永久に「レガシィ」がナンバーワン! 偉大すぎる歴代モデルを一気に振り返ってみた (2/2ページ)

日本のワゴンといえば永久に「レガシィ」がナンバーワン! 偉大すぎる歴代モデルを一気に振り返ってみた

この記事をまとめると

スバル・レガシィツーリングワゴンは国内市場にワゴンブームを巻き起こした

■日本では5世代にわたって展開された

■現在、レガシィツーリングワゴンの立ち位置はレヴォーグに譲る形となった

ワゴン革命を起こした名車「レガシィツーリングワゴン」

 現在、日本国内ではSUVに押されてやや元気のないジャンルとなってしまったステーションワゴンだが、1990年代には一世を風靡したこともあった。

 その火付け役となったのが1989年に登場した初代レガシィツーリングワゴンだ。今回はそんなステーションワゴン人気の火付け役、レガシィツーリングワゴンの歴史を振り返ってみたい。

 1989年2月に販売を開始した初代レガシィツーリングワゴンは、一新したプラットフォームや新開発のEJ系水平対向エンジンを搭載したオールニューモデルとして登場。なかでも同年10月に追加された「GT」は200馬力を発生させる俊足ステーションワゴンとして人気を博し、他メーカーからも多くのフォロワーを生むこととなった。

 1993年10月に2代目に進化したレガシィツーリングワゴンは、大人気となった初代のコンセプトを引き継ぎつつもホイールベースを拡大。その一方でボディサイズは5ナンバーサイズをキープした。

 ターボモデルは2ステージ・ツインターボを採用し、マイナーチェンジ後に登場した「GT-B」のMT車は当時の自主規制値いっぱいの280馬力を達成。これは2リッターモデルとしては初めての快挙となっていた。1995年8月には2.5リッターモデルをベースに200mmを誇る最低地上高や大型フォグランプを備えたバンパーなどを採用したSUVテイストを持つ「グランドワゴン」を追加し、のちのアウトバックの基となっている。

 1998年6月に登場した3代目モデルはボディサイズを5ナンバー枠いっぱいまで広げ、先代まで存在していた前輪駆動モデルを廃止し、全車フルタイム4WDへと移行。リヤサスペンションをマルチリンク式に改めるなど大きく進化を果たす。

 先代の途中でグランドワゴンから改名した「ランカスター」には、1999年9月に現在のアイサイトの原形となる「ADA(アクティブ・ドライビング・アシスト)」搭載車を設定し、2000年5月には久々の水平対向6気筒エンジンを搭載した「ランカスター6」を追加。この6気筒エンジンは2002年1月にツーリングワゴンとセダンにも遅れて搭載されることになった。

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