緩衝材を設けるだけでも音質を向上させることができる
バッフルを付ける
カーオーディオの問題点はスピーカーが鉄板に装着されているということ。つまり音に合わせてボディがビビるということになる。試しにドアを触ってみると一緒に震えていることがわかるはずだ。これを防止するのがバッフルというスピーカーの枠。これを挟んでやることで振動を減らす効果がある。市販品だけでなく、簡単なもので木を使って作れるのでDIYする人もいる。
制振材を貼る
バッフルでの対策と同じもので、ボディパネルにスポンジや鉛でできたシートなどの制振材を貼ることで振動を抑えてやる。本格的にやるとなると内張りを外してやるが、スピーカーを外して、できる範囲で貼るだけでも効果はある。
以上が、簡単にできる音質チューニングとなる。それ以前にやってほしいのが、音場の調整。取扱説明書を見ると方法が載っていて、高音と低音の設定。また左右、前後のバランスを調整することでかなり変わってくる。クルマというのは、ドライバーが聞く場合、車体上方から見て右上というオフセットした位置となるので、調整しないとズレたままということになるのだ。もちろん無料でできる方法なので、まずは試してみてほしい。