ガチ勢じゃないけど「音」はよくしたい! カーオーディオの音質を上げる4つのお手軽カスタム (2/2ページ)

緩衝材を設けるだけでも音質を向上させることができる

バッフルを付ける

 カーオーディオの問題点はスピーカーが鉄板に装着されているということ。つまり音に合わせてボディがビビるということになる。試しにドアを触ってみると一緒に震えていることがわかるはずだ。これを防止するのがバッフルというスピーカーの枠。これを挟んでやることで振動を減らす効果がある。市販品だけでなく、簡単なもので木を使って作れるのでDIYする人もいる。

制振材を貼る

 バッフルでの対策と同じもので、ボディパネルにスポンジや鉛でできたシートなどの制振材を貼ることで振動を抑えてやる。本格的にやるとなると内張りを外してやるが、スピーカーを外して、できる範囲で貼るだけでも効果はある。

 以上が、簡単にできる音質チューニングとなる。それ以前にやってほしいのが、音場の調整。取扱説明書を見ると方法が載っていて、高音と低音の設定。また左右、前後のバランスを調整することでかなり変わってくる。クルマというのは、ドライバーが聞く場合、車体上方から見て右上というオフセットした位置となるので、調整しないとズレたままということになるのだ。もちろん無料でできる方法なので、まずは試してみてほしい。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

-

愛車
フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

新着情報