この記事をまとめると
■新車購入時に悩ましいのがオプション選び
■今回は家族で使うことの多いミニバンにスポットを当てた
■「付けてよかったオプション」、「いらなかったオプション」を解説
やっぱりパワースライドドアは便利！
クルマを購入するときに、つけた方がいい？ それともいらない？ と悩ましいオプション装備の数々。とくに、ミニバンなどファミリーで使うクルマになると、家族それぞれが欲しいものといらないものがあり、予算も限られてくるしで、なかなか決められないですよね。なかには、購入前はすごく便利そうに思えたのに、いざ付けてみたらまったく使わないというオプション装備もあるものです。今回はそんな、ファミリー層のクルマで付けてよかったオプションと、これはいらなかったなぁと後悔しがちなオプションをピックアップしてみました。
まず「付けてよかったオプション」から、1つ目はバックビューモニターです。メーカーによって名称が異なりますが、ナビ画面などに車両の後方の映像や、自車を真上から見たような俯瞰した画像が映し出され、車庫入れの際などに安全確認がしやすくなる装備です。これは、自分の目でサイドミラーなどを見て行う安全確認では、どうしても死角になってしまう真後ろや、低い位置にある障害物などまでクリアに見ることができるのが大きな特徴。ファミリーの場合には、車庫内に子どもの自転車や遊具などが置いてあったり、花壇や鉢植えといったものが近くにあることも多いと思います。そうしたものは低い位置にあるので、ドライバーの目視では見逃しがち。また、小さな子供がいるファミリーなら、万が一クルマのまわりを子供がウロウロしていても、しっかりと画面で確認することができて安心です。
「付けてよかったオプション」の2つ目は、やはりパワースライドドア。標準装備のミニバンも増えてきていますが、まだ助手席側のみがパワースライドドアで、運転席側はオプションとなるグレードも残っています。大人だけなら、電動開閉がないならないで、バタンと手動で閉めたほうが早くていいということにもなるのですが、小さな子供がいるとそうもいきません。片手に子供を抱っこして、片手に大荷物を持ってスライドドアを開け閉めするのは、とても大変。そんな時にボタンを押すだけで乗り込むことができるというのは、想像以上に助かる装備です。足の動作だけで開け閉めできるハンズフリーパワースライドドアという機能も、慣れるとさらにラク。予約ロック機能があれば、閉まり切るまで待たなくても出かけられるし、前席からリモートで開閉することもできるし、ミニバンの利便性を余すところなく発揮できる装備です。
