イルミネーションにテンションが上がるのは最初だけ!?
「付けてよかったオプション」の3つ目は、コネクテッド機能です。トヨタだったらT-Connectのエージェント機能が当てはまりますが、話しかけるだけでナビ設定からエアコンや窓の操作、オーディオ、電話、ニュースや天気予報を知ることまで、なんでもできちゃう機能です。親が運転していて後席に子供が乗っていると、暑いからエアコン強くしろとか、音楽かけてとか、いろいろうるさいわけですね。今までは全部、はいはいと言って親が操作しなければいけなかったところを、このエージェント機能があれば子供が直接、「ヘイ、トヨタ」と話しかけて操作をお願いできるので、運転に集中できて助かるのです。もちろん、ナビの設定でも、「ルート沿いのガソリンスタンドを探して」などと会話するように話せば探してくれるし、手で操作しなくていいので走りながらでもナビ設定ができ、時短にもなって便利です。
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続いて、「いらなかったオプション」の1つ目は、デジタルルームミラーです。これはルームミラーが従来のような鏡ではなく、車体後方に設置されたカメラによる映像が映るようになっているもので、後席に人が乗っている時でも頭で視界を邪魔されないので、より死角が少なくなるというものです。でもファミリーの場合には、とくに小さな子供を後席に乗せていると、今どんな状態なのかが気になるところ。信号待ちなどの際にルームミラーの角度を少し変えて子どもの様子を確認したり、後席に取り付けたチャイルドミラーと合わせ鏡のようにして、つねに様子をチェックできるようにしたいもの。デジタルルームミラーだとそういうことができないので、自然と使わなくなってしまうのです。スイッチでデジタルと鏡を切り替えることができるものもあるので、それなら自分ひとりの時はデジタル、子供を乗せるときは鏡、というように使いわけられていいかもしれないですね。
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「いらなかったオプション」の2つ目は、イルミネーションです。単刀直入にいうと、家族が喜ぶのは最初だけなんですね。夜になるとぽわんとインテリアにグリーンやブルー、ピンクなどの灯りが映えて、きれいだねとテンションが上がっていたのに、1カ月もすると誰もなにも言わなくなります。ひとりでドライブする時に、優雅なムードを演出してくれるとは思うのですが、子育て中に夜にひとりでドライブする時間なんてあるわけもなく、いつしか無用の長物に……。ただ、ドリンクホルダーの底がLEDで光ったり、ドアを開けた時に足元を照らしてくれるイルミネーションは、暗いところでも場所がわかりやすくなるので便利です。
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ということで、ファミリー層のクルマで付けてよかったオプション装備と、あんまり使わなかったオプション装備をピックアップしました。取捨選択するのは悩ましいですが、自分たちのライフスタイルと照らし合わせて有益な装備を選びたいものですね。
