この記事をまとめると
■道路を走っていて遭遇しうるヒヤヒヤシーンを紹介
■タクシーの後ろを走るときには細心の注意を払いたい
■左折可レーンでの左折車を避ける隣の車線のクルマにも要注意
ハザード点灯と同時に停車しがちなタクシーにヒヤッ
齢八十をこえてなおハンドルを握る筆者の父なんですが、後ろからクルマでついていった際、アクセルはまあまあ踏んでいるものの、相対的にウィンカーを出すのが遅い(笑)。ときにはハンドル切るのと同時ってくらいのタイミングだもんだから、わかっていてもヒヤヒヤするわけです。こうしたシーン、父親だとわかっていればどうにかクリアできるものの、普段の道路で赤の他人の「ヒヤヒヤシーン」には出会いたくないものです。
タクシーの奇襲ハザード
親父のウインカーが遅いのは曲がり角の手前でブレーキランプが点灯することで予期することもできましたが、タクシーがハザードを点灯させると同時に停車するような奇襲はなかなか面倒なもの。
自分がどうにか止まれたとしても、後続車に追突されやしまいかと「ヒヤヒヤ」することしきり。もはや都会の悪しきルールかのように蔓延っていますが、やっぱり追突や接触はしょっちゅう起こっている模様。
もっとも、銀座や大手町などタクシーがたくさん走っているようなエリアでは、みなさん奇襲攻撃には慣れているようで、フェルナンド・アロンソばりのステアリングさばきでもってクリアしてらっしゃいます。要はタクシーの後ろを走るときはボーイスカウト並みに「備えよ常に!」と心がけるのがよろしいのかと。
あ、行燈消えてる(乗客を乗せている)からって油断は禁物ですよね。お客さんの「無茶な」指示で急停車、あるいは急な車線変更なんてざらなので、車間距離とか周囲のクルマ状況をよくよく留意しておきたいものです。
すべての車線はオレのもの
国道246を愛用する筆者にとって、都心部の路上駐車はちょっとしたトラップだと警戒しています。3車線あるといっても、路駐によって事実上は2車線と考えるのがいいのでしょうが、お急ぎのドライバーはどうしても路肩寄りの車線もフル活用したいもの。路駐をしているクルマを避けながら、路肩寄り車線と走行車線をスイスイいったりきたり、あたかもワイルドスピードのシビック・クーペ並みの機動性(笑)。
ただ、これまたウインカー不足、出し遅れが目立つのも悲しい事実でしょう。急いでいるからといって、レバーをチョンとやれば済む話なのに、どうしてそこまで省エネしちゃうんでしょうね。
路駐のクルマを追い越す際、後続車や並行しているクルマにとって、自車が邪魔にならない幅しかはみ出していないと自信があるのかもしれません。が、後続車に乗ってるのが初心者や心臓の弱い婆ちゃんだったら「ヒヤヒヤ」通り越して「ドッキドキ」もいいところ。
ワイスピもどきな走りは、せめてR246ではご遠慮ください。