使い勝手バツグンのコンパクトSUV! ダイハツ・ロッキーの魅力を紹介 (2/2ページ)

コンパクトでありながらSUVらしいフォルムを採用!

ボディサイズ&エクステリアデザイン

 ロッキーのボディサイズは全長3995mm、全幅1695mm、全高1620mm。ホイールベース2525mm。冒頭でお伝えしたとおり4mを切るコンパクトなボディが大きな特徴で、日本の交通インフラで使い勝手は抜群です。

 エクステリアデザインはSUVらしい力強いフォルムを採用。グラスエリアを小さくし、ボディに厚みをもたせていることでタフなイメージを備えました。

 兄弟車のトヨタ・ライズとはフロントグリルなどデザインが差別化されていますが、OEM供給されはじめたスバル・レックスとデザインに差はほとんどありません。

インテリア&室内空間

 ロッキーの室内空間は小さいながらも優れています。室内長1955mm、室内幅1420mm、室内高1250mmと数字上でいえばN-BOXなどのスーパーハイトワゴンに全長こそ劣りますが、実用性十分の広さを備えました。

 シートの良さと高いアイポイントが特徴の前席はもちろん、とくに後席の広さは外観から想像できないほどゆったりしたスペースを確保。大人がゆったり座れるため、ロングドライブも苦にはならないことでしょう。

 合わせて369リットルの大容量ラゲッジルームも実現。同クラスのライバル車となるC-HRなどのSUVより圧倒的な広さを誇っています。

 そのラゲッジルームは二段可変式。用途や積載物に合わせ荷室のアレンジが可能となっているほか、広いアンダーラゲッジを備えているところもポイントです。

先進安全装備

 いまどきのクルマには必須ともいえる先進安全装備もロッキーは充実しています。

 ロッキーが装備しているのはダイハツの先進支援安全装備「スマートアシスト(スマアシ)」。ステレオカメラが周囲の状況を確認し、衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い時加速抑制装置をはじめ、全車速追従機能付きACCなどを追加した最新装備が装備されました。

「スマートアシスト」の衝突回避支援ブレーキをはじめとする衝突回避支援機能が全グレードに標準装備。全車速追従機能付きACCやレーンキープコントロールは上級グレードのみに装備されています。

グレード

 ロッキーに用意されているグレードは5種類。ガソリン車はエントリーグレードのLから始まり、16インチアルミホイール(Lは16インチホイールキャップ)などを装備したX、17インチアルミホイールやシーケンシャルターンランプを備えたプレミアムGへと続きます。

 ハイブリッド車はガソリン車のXにあたるX HEV、そして上級グレードのプレミアムG HEVがラインアップされました。

 ハイブリッド車は専用グリルや専用のマルチインフォメーションメーターを備えているのがガソリン車との違いです。

初代ロッキーとは

 四輪リーフリジッドアクスルサスペンションを備えた本格オフローダー、ラガーの兄弟車として1990年に登場したのが初代ロッキー。ディーゼルエンジンをラインアップしていたラガーとは違い、パワーユニットはガソリンエンジンのみが用意されていました。

 取り外し式のレジントップを備えた3ドアボディを備え、1.6リッター直4ガソリンエンジンを搭載。駆動方式はパートタイム4WDとフルタイム4WDが用意されていましたが、後にパートタイム式のみとなっています。

 デビュー時にはMTのみがラインアップされていましたが、デビューから2年後にATが追加。利便性が向上しましたが、販売台数は伸びずに1997年に販売を終了。ラガーとともに、モデル廃止となりました。

まとめ

 エントリーモデルが200万円を切るリーズナブルな価格やSUVらしいフォルムを備えるロッキー。その他、実用性の高さや燃費の良さなど数多くの魅力を備えています。

 姉妹車のライズと合わせると好調な販売台数を誇る理由が、ロッキーを詳しく見ることでよく理解できました。

 ロッキーを選ぶ理由が多いこともあり、今後も高い人気を保つのではと予想できます。


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