さて、本題である。この「Rakuten STAY VILLA 八ヶ岳」に初めて訪れて驚かされたのが、各室に2台分の駐車スペースがあるだけでなく、各室用に200V(3kW)の充電設備が用意されていること!! つまり、ほかの誰かの電気自動車が充電していることはありえず、占有して充電できる、「目的地充電」が100%叶う、BEV、PHEVにとって理想的宿泊施設だったのである。
じつは、Rakuten STAYでは、先にオープンし、筆者がボルボの電気自動車、XC40 Rechargeの試乗で訪れた「Rakuten STAY VILLA 鴨川」でも、全室分ではないものの、数台の200V(3kW)充電設備があり、「自宅充電」→アクアラインの海ほたるで行った「経路充電」に加えた「目的地充電」が可能になり、バッテリー残量約20%で到着したものの、一晩かけて十分に充電できた経験がある。滞在中、BEVの出発時の充電、バッテリー残量にかかわる心配はなかったというわけだ。
話を「Rakuten STAY VILLA 八ヶ岳」に戻せば、わが家のように、ドライブ旅行は愛犬連れ、という人にとっても、ペット宿泊可能な部屋が4部屋あり(今回もそこにジャックラッセルのララとともに滞在)、静かで乗り心地のいいドッグフレンドリーな電気自動車、BEV、PHEVで行くドライブ旅行の目的地、滞在先として最高ではないか。なにしろ周囲にお散歩コースが多数あり、目の前はテラス席ペット同伴OKの超人気ハンバーガーショップの「Back Country Burger & Cafe八ヶ岳本店」。歩いて数分のところにコンビニ、リゾナーレ、すぐ横にペットトリミングサロンがあり、愛犬同伴を含め、リゾート滞在施設として最高のロケーションにあるのだ。
電気自動車でドライブ旅行を計画していて、「目的地充電」に不安があるのであれば、ペット連れの有無を問わず、八ヶ岳高原ラインなど絶景のドライブコースも楽しめる、東京からなら片道約170kmの、中央自動車道小淵沢ICで下りてすぐの「Rakuten STAY VILLA 八ヶ岳」のような宿泊施設を目的地、滞在先にするといい。
※「Rakuten STAY VILLA 八ヶ岳」からクルマで2分ほどの距離にある「道の駅こぶちざわ」にも昔から充電設備あり