この記事をまとめると
■高額車ではないが個性的で凄みのあるクルマを紹介
■欧州車には個性的かつ安価なモデルが揃っている
■国産車でも中古であれば数十万から狙えるモデルも存在する
お金を出さなくても個性は手に入る!
遠くから見ても「あ、アレだね」とわかる、唯一無二のスタイリングだったり、決して大きいサイズじゃないけど存在感がスゴイと感じるクルマってありますよね。そういったクルマたちは、車両価格が高額ではないとしても、タダモノじゃない感じがして、周囲からも一目置かれがち。今回はそんな、高級じゃなくてもマウントをとられない個性的なクルマたちをピックアップしてみます。
まず1台目は、早くから日本で「おしゃれミニバン」の地位を確立し、トレンドに敏感な人にも長く愛されているルノー・カングー。もともと本国フランスでは商用車として長い歴史を持つため、強靭なボディやガンガン使える道具感がありながら、見た目は大らかでフレンドリーな雰囲気が人気のヒミツです。
両側スライドドアを備える2列シート5人乗りのクルマとして、ファミリーから趣味の多いシングル世代、カメラマンやスタイリストさんたちの相棒としてで愛されています。
新型は少々デザインの上質感がアップして、スタイリッシュな雰囲気になっていますが、3座独立した座面で仲良く座れる後席や、天井に備えられた大きな収納、観音開きのバックドアを持つ大容量ラゲッジといったカングーらしさは健在。国産ミニバンとは一線を画すおしゃれミニバンとして、十分な個性を持っています。
2台目は、ライバルの多い国産コンパクトのなかでも「ツウ」な人が選ぶコンパクトカーとして一目置かれているのが、MAZDA2。もともとはデミオという名前で販売されていましたが、いまでは世界統一の名前になっています。そして先日、マイナーチェンジが行われた際に、MAZDA2は「好きが見つかる198style」というテーマで、フロントマスクやホイール、ミラー、ボンネットデカールやルーフ、リヤウイングといったパーツのカラーやデザインを豊富に用意し、198通りの組み合わせが選べるシステムを投入しました。
マツダ社内の若手デザイナーが用意したというコンプリートモデルも2種類あって、なんともポップでオシャレなスタイリング。1台は水色にオレンジという、40代以上の人が見るとオイルでお馴染みの「ガルフカラー」と呼ばれるカラーリングで、若い世代だけでなく熟年世代にも刺さる組み合わせが選べるようになっています。
また、MAZDA2はそもそもコンパクトカーのなかでは攻めてるインテリアとして評判となっていた1台。ホワイトレザーを大胆に使ったシートやドアライナーなど、うっとりするようなインテリアも特徴で、存在感が強めです。