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苦手な駐車に適正空気圧への調整! いまの技術ならできるはずの「1日でも早く自動化してほしい」クルマの機能5つ (2/2ページ)

苦手な駐車に適正空気圧への調整! いまの技術ならできるはずの「1日でも早く自動化してほしい」クルマの機能5つ

この記事をまとめると

■現在さまざまなものが自動化されている

■クルマやカーライフにまつわるものも例外ではない

■そのような状況下でなぜか自動化されない機能を紹介

自動化して欲しい機能をピックアップ

 昭和の時代には考えられなかったことが、どんどん自動化されている現代。クルマやカーライフにまつわるものでも、多くのものが自動化されました。たとえばETCが初めて試験運用されたのは1997年のことでした。全国に広がったのはそれから6年後の2003年でしたが、高速道路の利用が飛躍的にスムースになりましたよね。クルマそのものでも、キーやライト、パワーウインドウなどいろんなところがスイッチひとつ、もしくはスイッチさえいらず近づくだけで作動するようになっています。

 ただ、それならどうしてコレは自動化されないの? と疑問に思うところもチラホラ。今回はそんな、すぐにでも自動化して欲しい機能をピックアップしたいと思います。

 1つ目は、雨の日や雪の日に欠かせないワイパーです。オートワイパーという機能はすでにあるのですが、そうではなくて、ワイパーを左右に動かしてガラスを拭く、という機能をそろそろどうにかできないのですか? と毎回思ってしまいます。風圧で雨粒を飛ばすとか、視界を邪魔しない空気のベールをかぶせてしまうとか、もう21世紀に入ってだいぶ過ぎてますから、先進技術を結集すればどうにかできるような気がするのですが……。もしそれが実現したらもう、ワイパーという名前も死語になりそうですね。

 今現在、すごく進化していると感じるワイパーは、2022年にヴァレオジャパンが世界初披露した「アクアブレードナノジェット」です。従来のワイパーに比べてフロントガラスを拭く際に使用するウォッシャー液を60%も削減しつつ、素早く正確なクリーニングによってドライバーのブレーキングへの反応時間を0.315秒短縮できるというものです。距離にして、50km/h走行時に約4mも制動距離が短縮できるそうで、ブレードにはヒーター機能が備わっており、寒冷地での使用も快適になるというのがいいですね。

 2つ目は、安全運転をする上で必須の適正なタイヤ空気圧なんですが、それを保つための空気の充填。これもなんとか自動化できないものでしょうか。毎回、ガソリンスタンドで給油をした際に、無料でやってもらうのが一般的ではあるのですが、最近のクルマは燃費がいいのでなかなか給油をしに行かない人も多いし、セルフのスタンドも増えているので、自分ではやり方がわからずに放置してしまうということもありますよね。近年、タイヤ空気圧センサーが搭載されているクルマは増えているので、そこをもう少し進化させて、車内のどこかに小さな空気タンクみたいなものを搭載しておいて、抜けた分が自動的に充填される……なんてシステムができないものでしょうか。

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