気がつけば消滅はナゼ!? かつて流行した左右分割のオープンカー「Tバールーフ」の国産車4台 (2/2ページ)

軽自動車でもTバールーフは存在した!

トヨタ MR2

 国産量産車として初のミッドシップレイアウトを採用したMR2もTバールーフを採用していたことで知られる1台で、初代だけでなく2代目モデルにも継続してTバールーフが設定されていた。

 ただし、デビュー当時はTバールーフの設定はなく、ノーマルルーフとサンルーフのみとなっており、Tバールーフが追加されたのはデビューからおよそ2年後の大幅改良のタイミングだった。

スズキ・カプチーノ

 軽自動車としては現在のところ唯一Tバールーフを楽しめるのが1991年に登場したスズキ・カプチーノとなる。

 といってもカプチーノの場合はTバールーフ状態にした上でセンター部分も取り外すことができ、最終的にはリヤウインドウ部分をボディに格納してフルオープン状態にすることもできるため、あえてTバールーフ状態で走行するケースは少ないかもしれない。

 このように一時期は比較的存在していたTバールーフだが、前述したようにオープンカーでも安全性が確保できるようになったという点のほか、脱着の手間がかかることや分割位置が多いことで雨漏りのリスクが高いことなどもあって廃れてしまったようだ。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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