一台であれこれ楽しめる贅を極めたコンバーチブル
帰路はコンバーチブルのステアリングを握りました。こちらは3740万円! レザーとアルカンターラを使い、職人さんの手作業で仕立てられた“ダイヤモンド・イン・ダイヤモンド”キルトは上質な手触りで、ドライブの心地よさを増してくれます。
当日は幸い天気にも恵まれ、オープンエアドライブを堪能できましたが、ディフューザーなしでも風の巻き込みは気にならず、自然の空気を味わえるのが最高。
重量差のためでしょうか、こちらはワインディングでもクーペほどスパルタンな印象はなく、しっとりと落ち着いた感じ。とはいえ、ハンドリングもパワーも十分以上に味わえますけどね。
そして、ルーフを閉じれば、室内はもうクーペ同等の静かさ。グランドツーリング、スポーツ、そしてオープンとさまざまな楽しみ方ができる、めちゃくちゃゼイタクなクルマです。
こういうクルマをさりげなく乗りこなせているのが、本当のセレブ。オシャレでカッコいいんですよね。
※本記事は雑誌CARトップの記事を再構成して掲載しております。