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無敵のトヨタにも「やっちまった」はある! たった1代で消滅した残念なクルマ4選 (2/2ページ)

無敵のトヨタにも「やっちまった」はある! たった1代で消滅した残念なクルマ4選

この記事をまとめると

■人気車種が多いトヨタだが、1代限りで終わってしまったモデルもある

■個性を追い求めた結果、空振りしてしまったケースが目立つ

■その個性的なキャラクターから今でも愛車にしている人も多い

トヨタにだって失敗はある

 トヨタのクルマというと幅広い層に受け入れられて安定した販売台数を記録しているイメージが強いかもしれないが、じつはなかにはチャレンジングなクルマとしたことで、イマイチ売れなかったモデルなども存在している。

 そこで今回は、トヨタの販売力をもってもヒットにつなげることができなかった悲運の迷車をピックアップしてご紹介しよう。

Opa(オーパ)

 2000年5月に登場したOpaは、全長に対して長いホイールベースを誇り、見た目以上に広い室内空間を実現した、ステーションワゴンともハッチバックとも言えない不思議なスタイルを持った車両だった。

 その広い室内空間を活かしてコラムシフトを採用し、リヤシートにもスライド機構を備えるなど意欲作ではあったものの、そのクセのあるエクステリアデザインや、フロントシートとリヤシートの色を変えたインテリアなど、個性が強すぎたのか1世代のみで姿を消すこととなってしまった。

 ちなみにOpaはトヨタ車としては初めてCVTを採用したモデルでもあり、かなりチャレンジングな1台であったことは間違いないだろう。

セプタークーペ

 4代目から日本向けとアメリカ向けで異なるボディとなったカムリ。その北米仕様のカムリを日本向けに手直しして販売していたのがセプターというモデルだった。

 日本にはセダンとワゴン、そしてクーペの3つのボディタイプが導入され、ワゴンモデルは比較的人気を集めたが、クーペは4ドアセダンを2ドアにしただけという非常に地味なスタイルが災いして圧倒的不人気となってしまった。

 これは国民性の違いもあり、日本ではクーペと言えばスポーティなイメージだが、当時のアメリカでは実用的な2ドア車をセクレタリーカーとして所有する文化があり、ターセルやプラッツ(現地名:エコー)などのコンパクトカーにも2ドアクーペ(セダン)が用意されていた。

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