頼むからまわりのことも考えてくれ!
右に左にブレーキ踏み踏み
高速道路を走っていれば、車線変更をしないということは滅多にないでしょう。が、右に左にちょこまかちょこまかと車線変更していることに加え、ちょいちょいブレーキランプが点灯しているクルマをみると「危ないやっちゃ!」と心のなかで警戒警報が鳴りがちです。
とにかく自分のペースで前へ出たいのでしょうが、平たくいえば「下手くそ」すぎるわけですよ。百歩譲って右へ左へはスペースを見つけて小刻みに前へ出る、と好意的に解釈してもいいでしょう。が、いちいちブレーキを踏むというのはなっちょらん! 周囲のペースが読めていないだけでなく、自車のペースすらできていないわけですからね。上手なドライバーはブレーキなんぞ踏むことなく、スイスイと前へ前へと出ていくものです。
こういうクルマのことを他山の石がごとく「気にしない」方もいるようですが、もし自車の前方でそういった下手くそが追突&スピンモードに突入なんてことになったら目も当てられないはず。巻き込まれてからでは遅いので、警戒警報のレベルをもっとも敏感にしておくこと、強くオススメしたいと思います。
前走車はよくよく吟味
ドライバーサポート機能のひとつとして、前走車を追走するというものがありますが、追走する相手は慎重に選ぶべきでしょう。たとえばNシステムの告知看板が見えただけでブレーキランプが点くとか、Nシステム設置ポイントで盛大にブレーキを踏むクルマなど間違っても追走しちゃいけません。サポート機能のついていないクルマはなおさら、こんなクルマの後ろを走ってはいけません。というより、どうでもいいところでブレーキランプ点いたりすると、こっちもストレスに感じるかと。
あるいは、トラックの後ろにつくのはいいけど、それがレンタカーだったりして、積載がいい加減そうなクルマというは危ないですよね。筆者が見たパターンは、やっぱりレンタカーのトラックで、荷台の上でキャスター付きのイスがぐるぐると動きまわっているのに、平然とその後ろを追走しているクルマです。どっちも危ないのですが、見ているほうがヒヤヒヤしちゃいました。
いずれにしても、危ないクルマというのは週末やレジャーシーズンの高速道路だけでなく、いつでも、そこら中を走っているもの。皆さま、くれぐれもお気をつけいただいて、安全でストレスフリーなドライブをお楽しみくださいね!