ボディカラーだけで350万円也! 超高額なARTAのコンプリートカー「リガヴェロ」と「ヴィゲイル」って何もの? (1/2ページ)

この記事をまとめると

■2023年の東京オートサロンでARTAのコンプリートカー「ヴィゲイル」が発表された

■すでにARTAは2022年、NSXをベースにしたコンプリートカー「リガヴェロ」を公開している

■新たに登場する「ヴィゲイル」はGR86がベース

ARTAのコンプリートカー第2弾はGR86だ

 2023年の東京オートサロンでお披露目され、話題を呼んだARTAのコンプリートカー「ヴィゲイル」。2022年にもARTAは「リガヴェロ」を発表しており、どちらもオリジナルのデザインが与えられたエクステリアが、一般的なエアロパーツ装着車とは一線を画します。そんなこれまでのコンプリートカーとはひと味違う、ARTAのコンプリートカーについて紹介していきます。

 GR86ベースの「ヴィゲイル」、2代目NSXベースの「リガヴェロ」。この2台は2022年に立ち上がったARTAのカスタマイズブランドである「ARTA MECHANICS」におけるカスタマイズコンプリートカーです。コンプリートカー製作の狙いは、長年モータースポーツに携わってきたARTA独自のエッセンスを市販車ベースのクルマに投入して、加速やブレーキングのレスポンスに優れたクルマで走る楽しみを広めることです。

NSXベースの「リガヴェロ」

 カスタマイズコンプリートカー第一弾として登場した「リガヴェロ」はNSXをベースに内外装をカスタマイズ。外装にはドライカーボンを多用しており、ドア以外ほとんどの外装がドライカーボンで構成されていて、ボディ全体の65%にドライカーボンパーツが使用されています。単純にドライカーボンを使用するだけでなく、モータースポーツで培った空力技術と戦闘機を思わせるデザインを両立させた唯一無二の外装デザインとなっているのです。

 また、4本出しのセンターマフラーや鍛造ホイールなどエアロパーツ以外にもオリジナルの外装パーツを装着。内装にもカーボンやダイナミカスウェードといった高級素材を使用しています。

 価格は車両本体込みで5000万円相当とアナウンスされており、既存のNSXユーザーに向けて5台限定で2530万円という価格でコンプリートカスタマイズを受け付けていました。


西川昇吾 NISHIKAWA SHOGO

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マツダ・ロードスター(NB8C後期型)/ボルボV40 T4
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