日本導入たった30台! 20kg軽量化して40馬力! BMW M3の最強モデル「CS」が登場 (2/2ページ)

カーボンパーツ多用のインテリアでスパルタンな印象に様変わり

 インテリアは、M3 コンペティション セダンにはない、センターマーク付きのMアルカンターラステアリング、Mカーボンファイバートリム、専用CFRP製センターコンソールが装備されたことでレーシーな雰囲気を演出。

 さらに、前席にMカーボンバケットシートを装備したことで、ハードなサーキット走行でも高いホールド性で運転姿勢をサポート。

 パワートレインは、M3 コンペティション セダンと同じ3リッター直6ツインターボエンジンを搭載するが、ブースト圧を1.7barから2.1barに引き上げ、最高出力は、M3 コンペティション セダンより約40馬力アップの551馬力、最大トルク650Nmを発揮する。

 圧倒的な性能を発揮するエンジンに負けないように強化されたM3 CSのサスペンションは、ボールジョイント箇所を新たに4カ所追加したことで、路面への追従性を向上した。

 さらに、専用のスタビライザー、オプションのMカーボンセラミックブレーキを標準装備したことでドライバーの思うがままに操る楽しさを体感できるようになった。

 M3 CSは、世界限定1500台で、日本には30台が割り当てられる。オンラインストアのみで販売を受け付けており、購入希望者が多ければ抽選で購入権利者を決める予定だ。価格は1998万円。

 BMW M3の最上級モデルとしてラインアップされるM3 CSは、セダンとしての使い勝手は維持しながら、軽量化とエンジン性能の向上で、サーキットでも圧倒的な走行性能を発揮してくれる特別なクルマに仕上がっている。


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