この記事をまとめると
■スバルは「ドライブを楽しむ」ことを目的とした「SUBAROAD」というアプリを展開中だ
■またレヴォーグ用に「e-Tune」と呼ばれるダンパーの制御プログラムの販売を開始した
■ダンパーを交換すると想定した費用に比べると「e-Tune」はかなり安価に導入できる
スバルが開発した話題のアプリとダンパーを試す1日
4月の早朝、アクアラインを越えて木更津に向かったのは「SUBAROAD」と「e-Tune」という聞き慣れないタイトルの、スバルの新しいサービスに関する試乗会だ。
先ず前者のSUBAROADはナビ用ドライブアプリで、通常のナビゲーションアプリのように、目的地までのルートを案内することはもちろん、スバル側が用意した全国各所の名所を巡るドライブルートがアプリ内に用意されているのが特徴だ。また、自分で編集したルートを使って目的地まで導いてくれる機能も備えている。
スバルが手掛けたアプリなので、推奨コースはスバル車の安全性を加味した走りの良さが引き出せるコースとなっており、ゆったりのんびり景色を楽しめるエリア、走りと操縦性の高さを確かめられるダイナミックなレイアウトが特徴的なエリアがルート上に織り込まれている。なお、各所の観光名所、名産品の案内などをアプリ内のナビゲーターが語り口調で解説を行う機能もある。落ち着いた語り口なので、内容が自然と身体に入ってくる印象だ。
単独走行であれば、相槌を打ちながら話を返し、語りかけるような使い方もできそうだ。”眠気対策”にも有効ではないだろうか。
また、走る状況に応じたBGMを、SUBAROADと連携している音楽サブスクリプションサービスの「AWA」を通して選曲できるのも特徴だ。アプリ側が提案してくれる機能も付随するので、「この道路状況にはこんな曲が合うのか」と、使ってみていい勉強にもなった。