日本の「最強車」はアジアでも人気爆裂! 台湾でも韓国でもタイでも「ジムニー」が愛されまくっていた (2/2ページ)

台湾でジムニーはかなり注目度が高い

 今年1月に韓国の首都ソウルを訪れた時に、現地の業界関係者と話をする機会があった。韓国にてスズキは四輪車を正規販売していないのだが、「ジムニーの人気が高い」と教えてくれた。詳しく聞くと、個人輸入業者が輸入した車両を500万円ぐらいで購入している人がいるそうだ。しかし、タイやインドネシアは左側通行のため右ハンドルとなる。韓国は右側通行で左ハンドルとなるので、どこから仕入れてくるのだろうと思っていたのだが、台湾から仕入れているのかもしれない。ちなみに現行ジムニーがデビューしたころ、「ジムニー5ドアがある」と、希望も込めていち早く報じていたのが台湾メディアであった。それだけ台湾の人はジムニーに熱い視線を送っているのかもしれない。

 サイズは別としても、日系メーカー以外でもジムニーのようなハードオフローダーは、台湾では、あとはランドクルーザー・プラドぐらいしかないようだが、販売価格は1000万円を超えてしまう。日本でも同じかもしれないが、お手軽なハードオフローダーとして人気が高く、事実販売価格もほかの海外市場に比べると比較的お手頃なものとなっている。

※写真は日本仕様のランドクルーザー プラド(4代目)

 台北のような大都市でもよく見かけたので、実際野山を駆け巡るというよりは、ファッションで乗る人が多いのかもしれない。


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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趣味
乗りバス(路線バスに乗って小旅行すること)
好きな有名人
渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

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