この記事をまとめると
■台湾ではスズキのクルマが人気
■とくによく見かけるのがジムニー
■悪路に行くよりは街で乗る人が多いようだ
台湾でもっとも多く目にしたスズキ車はジムニー!
台湾の台北市を訪れ、地元のテレビを見ているとスズキ・イグニスのテレビCMがものすごい勢いでオンエアされていた。調べてみると台湾で発売したばかりというわけでもない。台湾でスズキはスイフトだけでなくスイフトスポーツもラインアップしており、イグニスとともに都市部に住む感度の高い若者をターゲットにしているように見えた。
ほかにはビターラ、S-CROSS、キャリィなどもラインアップされているが、今回の滞在でもっとも多く目にしたスズキ車はジムニー(日本でのシエラ)であった。
先日タイの首都バンコク近郊で行われた、第44回バンコク国際モーターショー会場にて、ジムニーが限定50台としてタイ市場で再復活(久しくラインアップされていなかった)が発表された。筆者が訪れたこともあるインドネシアでもジムニーはラインアップされ、大人気となっている。日本も含め根強い人気のあるジムニーだが、街なかで、しかも短時間のウォッチにしては、日本並かそれ以上見かけることができたことには驚かされた。
台湾での販売価格は日本円換算で約365万円からとなっている。前述したタイでは限定販売ということもあるのだろうが、その販売価格は日本円換算で約680万円となっている。台湾ではタイの約半額ほどでジムニーに乗ることができる。日本ではもっとも高くても200万円を下まわっているが、それでも台湾市場におけるジムニーの価格はお手頃なものとなっている。
※写真は日本仕様のジムニー・シエラ(4代目)