この記事をまとめると
■「ディフェンダーワークスV8 アイラエディション」が発表された
■先代ディフェンダーの「90」と「110」がベース
■創設者のひとりの愛車をオマージュした限定車だ
ランドローバーの創設者の愛車を現代的に再現
イギリスの本格派オフローダーとして人気のあるランドローバー・ディフェンダー。1947年に登場したシリーズIから、基本となるボディ骨格を変えずに進化を続け、長きにわたって生産されてきた。初代ディフェンダーは2015年12月に生産を終了したが、いまでも人気のモデルだ。
今回ジャガー・ランドローバーにおいてランドローバー車のレストアを手がける「ランドローバー・クラシック」が、限定モデル「ディフェンダーワークスV8 アイラエディション」を発表した。
ベースとなるのは2012年から2015年まで製作された先代ディフェンダーの2ドアモデル「90」と5ドアモデルの「110」。ブランドの名前が生まれるきっかけとなったスコットランドの島「アイラ島」と、創設者のひとりでアイラ島に別荘を持っていた「スペンサー・ウィルクス」に敬意を評したモデルとなっている。
エクステリアのカラーリングは、スペンサー・ウィルクスが実際に所有していたシリーズIIAから着想を得ている。スペンサー・ウィルクスが所有していたクルマはミッドグレーが塗装されていたが、アイラエディションではヘリテージグレーを使用して当時の色合いを再現。ルーフにはライムストーンのカラーリングを施されるほか、ヘビーデューティースチールホイールを装着して当時を思わせる見た目を手に入れた。また、フロントフェンダーにはスペンサー・ウィルクスが所有していたシリーズIIAのナンバー「GXC 639C」が描かれている。
そのほか、クラシックスタイルのフロントグリルやマッドフラップ、LEDヘッドライトなど、以前ランドローバー・クラシックが手がけた「ディフェンダーワークスV8」に準じた装備が装着されている。