この記事をまとめると
■フィアットからMPVのドブロが新発売となった
■1.5リッターディーゼルターボを搭載し、5人乗りと7人乗りの2モデルを用意
■ステランティスグループのMPVとしてはもっとも手に入れやすいプライスを実現
シトロエンとプジョーに続いてフィアットのMPVも日本上陸
いまや日本でもっとも有名なフランス車といっても過言ではないルノー・カングーと、それに続くシトロエン・ベルランゴ&プジョー・リフターのステランティスコンビ。MPVカテゴリーでは、フレンチフルゴネットが一大勢力となっている。
そんなMPVに新たな刺客ともいうべきモデルがイタリアから上陸することとなった。そのモデルこそ、フィアット・ドブロである。
フィアットとしては1年ぶりの新型車となるドブロは、フィアットがステランティスグループの一員であることからも予想できる通り、じつはシトロエン・ベルランゴとプジョー・リフターの兄弟車だ。5人乗り仕様の標準モデルに加えて7人乗りロングホイールベース仕様の「ドブロ・マキシ」というバリエーションを用意するなど、日本デビューに対する準備も万全だ。
ドブロのエクステリアは、フィアットらしい丸みを感じさせるスタイリングで、各部をブラックでコーディネート。ヘッドライトの間をつなぐようにレイアウトされた1本のデコレーションラインが、フロントマスクに兄弟たちとは異なる個性を与えている。
サイドビューでは、標準装備となるルーフレールやドア下部にレイアウトされたエアバンプが機能美を強調。リヤゲートはガラスのみの開閉も可能な2ウェイオープンタイプの跳ね上げ式を採用するなど、ユーティリティも申し分ない。