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保険を使ったら翌年の「支払う料金」が上がる……とは限らない! 意外と知らない自動車保険の等級ダウンの中身 (1/2ページ)

保険を使ったら翌年の「支払う料金」が上がる……とは限らない! 意外と知らない自動車保険の等級ダウンの中身

この記事をまとめると

■自動車保険の金額は等級に左右される

■等級に影響する事故の種類について解説

■3等級ダウン、1等級ダウン、ノーカウントの3つのパターンがある

人や物にクルマをぶつけた場合などは3等級ダウン

 クルマの維持費のなかでも大きな割合を占める自動車保険。自動車保険は無事故が続けば等級が上がって保険料が安くなり、事故を起こせば等級が下がって保険料が高くなる仕組み。

 ただし、事故を起こして自動車保険を利用した場合でも、等級のダウンは一律ではなく、事故の種類に応じて、3等級ダウン、1等級ダウン、そして等級が変わらないノーカウントの3つのパターンがあるので、その違いを整理しておこう。

3等級ダウンのケース

 もっとも一般的なのは、3等級ダウンの事故。人や物にクルマをぶつけて対人賠償保険や対物賠償保険、車両保険を利用することになったときは、3等級ダウンの事故になる。

 具体的には

・クルマ同士で事故を起こして対人賠償や対物賠償などの保険を使用した場合

・通行人や自転車を撥ねて対人賠償保険を使用した場合

・建物や電柱などに衝突して対物賠償保険を使用した場合

・当て逃げにあい、自分のクルマの修理に車両保険を使用する場合

・他人のクルマ、あるいはガードレールなどにぶつかり、自分のクルマ修理に車両保険を使用する場合

 などが、3等級ダウンの事故に当てはまる。これらは、1件の事故であれば、複数の補償項目を使用しても等級が下がるのは3等級のみで済んでしまう。

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