新型クラウンクロスオーバーのハイヤー仕様を発見! 今後はアルファードはもちろんランクルもVIP用車両になる可能性 (2/2ページ)

高級SUVモデルも選択肢のひとつとしてアリ!

 歴代クラウンのような正統派FRベースで、ハイヤーや個人タクシーにも使い勝手の良い高級セダンが日本車からなくなってしまったのは寂しい限り。ただ、アメリカを見ればGM(ゼネラルモーターズ)のトラックシャシーベースのクロカンとも呼びたいSUVとなるシボレー・サバーバンにVIPなどが乗っていることも多く、警護車両もサバーバンやシボレー・タホなどとなり、その車列は大変格好良く見えるだけでなく、どこか威厳のようなものも感じる。

 バイデン大統領が乗るビーストも、そのベースはGMのトラックディビジョンとなるGMCのトラックシャシーベースでセダンっぽいボディを架装しているともいわれている。

 それならば、日本でもランドクルーザー300や、ランドクルーザープラドをVIP向けに使うのもいいかもしれない(日本ではクロカンと呼べるようなワイルドな一定サイズ以上のSUVをラインアップするのはトヨタしかない)。

 ただし、本稿執筆段階ではランドクルーザー300は新規受注停止中となっている。一方でプラドは納車予定が2023年秋以降となっているので、それほど待たずに済みそうだが、もう少し「ランドクルーザー300っぽさ」が欲しいところ。プラドはフルモデルチェンジを近々行う予定となっているので、質感はフルモデルチェンジを待てばクリアされるかもしれない。

 腰高なのでステップがないと乗り降りは多少苦労しそうだが、ひょっとしたら次期ランドクルーザープラドがハイヤーやVIP車両として重宝されるようになるかもしれない。クラウンクロスオーバーのハイヤーを見て思わず考え込んでしまった。


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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