新型クラウンクロスオーバーのハイヤー仕様を発見! 今後はアルファードはもちろんランクルもVIP用車両になる可能性 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■都内でトヨタ・クラウンクロスオーバーのハイヤー仕様を目撃

■そこでVIPカーに相応しい国産車を検討してみた

■今後は高級SUVモデルがその座を担う可能性も

新型クラウンの大幅な変貌で国産VIPカーに変革期が到来!?

 先日都内にて黒塗りで緑地に白文字のナンバープレートをつけたトヨタ・クラウンクロスオーバーを見かけた、つまりハイヤー仕様車ということ。クロスオーバーと車名についているものの、エモーショナルなデザインのセダンを腰高にした雰囲気となるクラウンクロスオーバーだが、やはりなんともいえない独特のオーラを発しており、違和感を覚えざるを得なかった。

 先ごろ販売終了が発表されたトヨタ・カムリは調べてみると、本稿執筆時点で注文を入れても、2023年10月あたりが納車予定となり、まだオーダーは入れられる様子。純セダンスタイルのカムリをハイヤーとして使う選択肢もあるが、カムリ以外でも過去に日産でラインアップしていたティアナなど、FFベースのラージサイズセダンのハイヤーで迎えに行くと、利用客から「見下されている」とか、「クルマが格下すぎる」などといわれトラブルになるケースも多かったと聞く。

 レクサスESという選択もあるが、ESはFFとなるもののレクサスブランドなので、価格がスタートプライスでも約600万円となる。

 一方でクラウンクロスオーバーはFFベースとはいえ全車AWDとなり、スタート価格も435万円となる。さらにクラウンという車名がついているし、今回のクラウンの様変わりぶりは評判にもなっているので、乗車した際のネタになりやすいので、導入したハイヤー会社もあったのかもしれない。近く新型クラウンセダンがデビュー予定となっているが、こちらは駆動方式はFRとなるようだが、全長が5030mmとなるのがハイヤー車両として導入するのにはネックとなるかもしれない。

 テレビニュースなどを見ていても、政治家の多くがトヨタ・アルファードのような大型ミニバンを使う時代となっているので、偉い人が必ずしも高級セダンに乗る必要もないのだろうが、某与党の大物政治家がアウディA8に乗っているのをニュース映像で見ると、「このこだわりの違いが……」などと考えてしまうので、やはり偉い人ほどどんなクルマに乗っているのかは大切なのかもしれない。


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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