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クラウンなんて1年前から情報出まくりなのにナゼ? 発売間近でも新型アルファード&ヴェルファイアの情報がまったく出ないワケ (2/2ページ)

クラウンなんて1年前から情報出まくりなのにナゼ? 発売間近でも新型アルファード&ヴェルファイアの情報がまったく出ないワケ

この記事をまとめると

■ウェブニュースをにぎわせている次期型アルファード&ヴェルファイア

■しかしクラウンシリーズなどとは異なり、情報は一切出てきていない

■トヨタによる厳しい情報統制が行われているようだ

いつアンベール? 次期型アルファード&ヴェルファイア

 本稿を執筆している時点では、6月上旬デビューともいわれている次期型トヨタ・アルファード&ヴェルファイアに関する情報がウェブニュースをにぎわせている。最近では「ティザーキャンペーン」と称し、発売前から積極的に当該新型車の外装や内装を見せたりする車種も多いが、次期型アルファード&ヴェルファイアはそのようなキャンペーンは行われていない。

 次期型アルファード&ヴェルファイア同様にウェブニュースをにぎわせている、今年秋に登場予定とされている「トヨタ・クラウンスポーツ」はプロトタイプの試乗リポートがすでに掲載されているし、クラウン・スポーツ、クラウン・セダン、クラウン・エステートについて、トヨタの公式ウェブサイトに特設サイトまで用意されている。このように、最近の新型車は発表のかなり前から積極的に情報開示し、消費者の購買意欲を煽る「ティザーキャンペーン」を行うケースが目立っている。

 次期型アルファード&ヴェルファイアが6月上旬デビューというのが確かならば、大型連休が明ければ、トヨタ系正規ディーラーの各店頭で次期型についての告知義務が発生するものと考えらえる。この告知義務と言われているものは、1カ月後にモデルチェンジすることを知らずに現行モデルを購入してしまうという不利益を買い手に生じさせないためもあるが、告知せずに現行車を販売し、「聞いてないよ」となってトラブルになることを防止する意味からもセールスマンは次期型の存在を明かすようにしているようでもある。

  

 しかし、次期型アルファード&ヴェルファイアでは、大型連休明けから店頭での情報告知が始まる気配がない、というよりも探ってみるとかなり厳しい情報統制が行われているようなのである。事情通によると「話題の高いモデルなので、事前に次期型の情報が流出することを嫌って、ギリギリまで販売現場にも詳細な情報は提供されないようだ」といった状況になっているようだ。

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