アウトドアなどのレジャーでも大活躍間違いなし!?
両側にスライドドアを備え、フラットなフロアの室内には2列シート5人乗りのキャビンスペースと、5人乗車時でも1121リットルという大容量となるラゲッジスペースが確保されています。シートやインパネのデザインもポップで明るく、センスのいい空間でとてもオシャレ。見たところ、ドアポケットやインパネトレーなど、収納スペースも多く設定されているようです。
シートアレンジも2列目が6:4分割で倒せるようになっており、両方倒すとラゲッジスペースは2205リットルにまで拡大。ふっくらとした厚みのあるシートなので、そのままだと少し段差は残りますが、段差をなくすためのアイテムも用意されるようで、それを使えばフルフラットな空間に。下段に荷物を収納することもでき、四角く無駄な出っ張りのないスペースは車中泊など多彩に使いやすいはずです。
商用版のCargoの方は2人または3人がけのシートで、インテリアはシックなダークグレー基調。キャビンと荷室を完全に仕切ることもでき、3900リットルのラゲッジ容量を備えています。
少人数で趣味のキャンプなどに使うなら、Cargoも魅力的かもしれませんね。まだCargoが日本に導入されるかどうかは明かされていないのですが、詳細は随時アップデートされていくようです。
そして日本仕様のスペックについてはまだ正確なアナウンスはないのですが、イベント時に参考出品として展示されていたID.Buzzは、77kWhのバッテリーを搭載し、モーターの出力は150kW/310Nm。なつかしのワーゲンバスと同じく、後輪駆動のレイアウトを採用しています。一充電あたりの走行可能距離は423km(WLTPモード)で、170kWまでの急速充電に対応しているとのこと。日本ではまだそこまで高出力な急速充電器があまり普及していませんが、これから増えていくとの予測もあるので、それに対応しているのは嬉しいところです。
趣味のクルマとしても、ファミリーのクルマとしても、いろんな可能性を秘めているID.Buzz。70周年記念の限定モデルは争奪戦になりそうな予感です。気になる人は、メーカーからのリリースチェックは必至です!