多くのモデルの発売が控えるEVスポーツカー
こうしたスポーツEVのカテゴリーといえば、テスラの2代目「ロードスター」の登場が待ち望まれる。初代テスラ「ロードスター」は、ロータス・エリーゼの車体やボディを使った、事実上のEVコンバージョンであったが、2代目ロードスターには、モデル3などで活用されている最新のテスラオリジナル技術が満載されることが期待される。
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また、2026年頃に量産予定と言われている、ポールスター6もスポーツEVの部類に属する。ポールスターは、中国のジーリー(吉利)の親会社がボルボを買収後にスポーティなカテゴリーに注力して考案したブランドだ。
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前述の上海汽車と同じく、中国でのEV関連部品の量産効果で、ポールスター6に対する価格競争力を考慮してくる可能性があるだろう。
そのほか、日系メーカーでは、レクサスがEVスポーツのコンセプトモデルを公開していたり、またホンダも次期NSXとも見えるようなEVスポーツのイメージ画像を公開している。
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一概に、EVスポーツといっても、ユーザー層や価格帯が違うさまざまなモデルが、今後続々と登場してきそうだ。