この記事をまとめると
■アウトドアシーンではリヤゲートにハシゴを装着しているクルマをよく見かける
■あのハシゴは「リヤラダー」と呼ばれ、ルーフラックなどにアクセスするためのもの
■ほとんどのリヤラダーは車検対応品となっている
背の高いクルマのルーフにアクセスするためのハシゴ
オフロード性能を高めたスタイルやアウトドアシーンでの活用をイメージさせるカスタマイズが施されたSUVや1BOXのリヤハッチに、ハシゴのようなものが装着されているのを見たことはありませんか? あのハシゴは単なる飾りなのか? それとも意味があるのか? その正体を紹介していきます。
その名はリヤラダー
このハシゴは「リヤラダー」と呼ばれるアイテムで、冒頭で「ハシゴのような」と表現しましたが、本当にハシゴとして使用します。と言ってもリヤラダーだけではあまり意味がないと言えるでしょう。リヤラダーはハシゴとして使うものですが、ハシゴとしてリヤラダーを登った先にあるのはルーフです。リヤラダーはルーフに荷物を積載するためのルーフラックにアクセスするためのハシゴなのです。そのため、ルーフラックとリヤラダーはセットと考えておくべきでしょう。
ルーフラックは単体で使用することもありますが、リヤラダーはルーフラックが無いと単なるファッションアイテムになってしまい「なんちゃって」仕様に思われてしまうこともあるかもしれません。キャンピングカーの場合、ルーフボックスへのアクセスや洗車のために装着しているなんてこともあります。