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EVが普及すると……「風が吹けば桶屋が儲かる」的な「次にくる事業」をマジメに考えてみた (2/2ページ)

EVが普及すると……「風が吹けば桶屋が儲かる」的な「次にくる事業」をマジメに考えてみた

この記事をまとめると

■EVがさらに普及するとガソリンスタンドなどの数がいまよりも減ると言われている

■ガソリンスタンドが減ると、洗車機やエアゲージの数が不足する可能性がある

■今回はそんなEV時代に備えて、必要度が増したり流行りそうなモノを予想する

来るべきEV時代に流行しそうなサービスを予測してみた

 AIが進化、普及することでクルマの世界もガラッとさま変わりしそうです。たとえば、自動運転にしてもレベル5どころか、完全無人のAIドライブによるロボタクシーがデフォルト化するとか、クルマ自らがトラブルシューティングして、自動でファクトリーに走っていって、自動でケアを受けてくるなどなど。マトリックスやターミネーターみたいな未来にならなければいいなと、筆者などはビクビクしています。

 ところで、EVの普及もまたAI同様に進むところまで進んだとすると、クルマの世界にとってのシンギュラリティと呼ぶにふさわしい変化を迎えるのではないでしょうか。平たくいうと、ガソリンスタンドだった場所が充電施設になって、待ち時間の利用をねらったカフェやマッサージパーラーなんかが激増、みたいなニュアンス。そこで、本格的なEV時代が到来すると普及・流行しそうなものを風が吹けば桶屋が儲かる的にチョイスしてみました。

洗車場・洗車業者

 クルマ好きには理解しづらいことかもしれませんが、洗車はいつでもガソリンスタンド任せというユーザーは思いのほか多いのです。すると、EV時代にGSが消滅することによって、そうしたユーザーは「洗車難民」となる可能性は否めません。一方、目端の利く洗車屋さんなら、いまでもやっているように廃業するGSの情報をいち早く仕込んで新たな店舗にすること間違いなし。

 また、出張洗車サービスなんてのもそこそこ台頭していますが、洗車難民が増えればビジネスチャンスも膨らむはず。さらには、洗車の回数を減らそうとか、手軽に済ませられるということで、コーティングサービスも、またいまより流行りそうじゃありませんか。

コンプレッサー/エアゲージ

 タイヤの空気圧チェックや、コンプレッサーでもってエンジンルームの埃を軽く吹いてくれるなんていうのもGSのサービスだったかと。それが給油のついでにできなくなると、EVユーザーは自ら購入することになるのではないでしょうか。

 ディーラーに付帯した充電施設なら、そういったサービスも期待できるでしょうが、サービスエリアや街中の施設では期待薄。いまでは中国製の安価で高性能な製品も数多く出まわっていますが、EV時代がくればより一層の販売増が予想できそうです。

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