「30分」の時間で済ませられるサービスに今後は注目すべし
折りたたみ自転車
あるアンケートによると、EVの充電を待っている間に買い物や銀行に行くなど「用事をすませる」というユーザーが少なくないようです。急速充電は平均的に30分ですから、待つだけには長いし、用事を済ませるにはいくらか短いのかと。そこで、EVのトランクに折りたたみ自転車を載せておくという手はいかがでしょう。
ちょっとそこまで、なんて用事にはクルマより自転車のほうが便利だったりしますからね。仮に高速道路のサービスエリアで充電していたとしても、漫然と車内で過ごすより外の空気を吸って体を動かせるわけですから、リフレッシュにももってこい。EV時代なのに、折りたたみ自転車も流行るというなんだか不思議な現象が起きるかもしれませんね。
カフェ/マッサージパーラー
これもまた充電中の空き時間を過ごすために、いまでも活用されているアイディア。ですが、EV時代到来の暁にはひと手間増えて「EVユーザー向けメニュー」なるものが設定されるかもしれません。たとえば、EVで営業まわりを頑張っている方向けのストロングコーヒーや、クルマのシートに腰掛け続けた方へのピンポイントマッサージなど、商才に長けたビジネスマンなら聞こえのいいキャッチフレーズをつけたりなんかして。
もっとも、EVのディーラーなどでもコーヒーやレストスペースの提供もあるようですから、よほど工夫を凝らすとか、へんぴな場所にある充電施設でないと決定力には欠けるのかもしれません。
チリングサプリメント
現在、EVの充電で問題視されている「順番待ち」とか「おかわり充電」(通常の30分充電に加え、あたかもおかわりするかのように続けて充電すること)なども、現状ではきちんとした解決策が見当たらないようです。せっかくEVで高速道路の充電施設を目指してきたのに、数台の順番待ちや「おかわり」をされてしまうとドライブ計画だって水の泡。そんなときこそ、チリングサプリの登場です!(※チリングとは「ゆっくりする」、「リラックスする」、「くつろぐ」という意味)
カルシウム、セロトニンといったサプリに加え、ハーブティーなどなど気持ちを落ち着かせてくれるサプリメントを高速道路の充電施設付近で売り出したら飛ぶように売れる! かもしれません(笑)。
来るべきEV時代に向け、世の流れに敏感な方はすでに動き出していること、想像に難くありませんね。