この記事をまとめると
■洗車直後ににわか雨が降った際の対処法を紹介
■乾いたクロスで水滴を拭くと傷になってしまう可能性がある
■再洗車が理想だがそれが難しい場合の対処法を伝える
諦めると面倒な汚れがこびりつく可能性
春は、1年でもっともクルマのボディのコンディションに気を使う必要がある季節だ。そう、花粉、黄砂が舞う季節であり、それがボディに乗り、雨でも降ろうものなら、粘土質のしつこい汚れの付着となって、ボディ、塗装に大きなダメージを与えてしまう。
念のため、記しておくと、花粉、黄砂が乗ったボディを乾いたクロスで拭くのは厳禁だ。花粉、黄砂は、例えればコンパウンドのような粒子状のもので、乾いたクロスでゴシゴシしたとすれば、そのままボディ、塗装にキズが付いてしまう最悪の結果になるのである。
で、洗車が基本だが、屋外洗車の場合、基本的に直射日光が当たらない、無風の環境で行うのがベスト。その正しい方法はこのWEB CARTOPの記事、「プロに頼る必要はなかった! 誰でもできる「新車並」を維持する「洗車術」とは」などを参考にしてもらうとして、悔しいのは、しっかりと洗車をした直後に、にわか雨が降り出し、ボディに雨の水滴が付いてしまう、残念すぎる事態ではないだろうか。
せっかく洗車をしたのに、雨の水滴がボディに乗ってしまい、そこにホコリ、花粉や黄砂が付着すると、そうした汚れを水滴が取り込み、汚れが目立つだけでなく、その後、晴れてきたりすると、汚れた水滴がリング状の焼きシミ、つまり水滴によるレンズ効果が引き起こすウォータースポットを誘発。塗装にリング状の焼き付きが残る、落とすのにかなりやっかいなシミになってしまうのだ。
もし、しっかりと洗車をした直後ににわか雨に見舞われたら、理想は再洗車だが、なかなかそうもいかない場合は、理想的とは言えないものの、裏技がある。