宝くじよ、いつでも当たってくれ! これだけ読めば安心の「スーパーカーの自動車保険」事情 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■スーパーカーなど高額な車種の保険事情を紹介

■車両保険の料率クラスは高くなりやすい

■ネット型の自動車保険では加入を断られてしまうことも

車両保険を付けると一気に保険料が上がる!?

 クルマを購入するときに考えてしまうのが維持費だ。そのなかでも自動車保険は車種によってコストが異なるし、実際に見積もらないと見当が付かないことも多い。色々と悩ましい任意保険だが、スーパーカーのような高額な車種の場合、自動車保険はほかのクルマとは違うのだろうか? 今回は高額な車種の保険事情について紹介。これさえ読めばもしも宝くじが当たっても安心だ。

基本的なシステムに沿って保険料が決まる

 自身で自動車保険を契約した人ならばご存じだと思うが、自動車保険には料率クラスというものが存在する。車種ごと(型式ごと)対人、対物、傷害、車両の4つの項目を1~17クラスで評価し(軽自動車は1~3クラス)クラスが高くなるほど保険料が高くなるというシステムだ。このクラスの算出は直近3年間の損害率を基に算出されている。

 高額な車種だから特別に料率クラスが高くなることはない。算出の仕方は普通のクルマと同じだ。しかし、高額な車種の場合は1回の事故発生時の支払保険金が高くなる傾向が強く、流通台数も少ないことから損害率が悪化しやすいのは否めない。そのため自然と料率クラスは高くなってしまいがちだ。

 その傾向がもっとも強いのが車両保険だろう。車両保険以外の料率クラスは普通のクルマと同じくらいでも、車両保険の料率クラスは10を超えてくるのは高額な車種ではよくある話だ。なので車両保険を付けると一気に保険料が上がる傾向にあると言える。ただ、高額な車種を購入する金銭的余裕がある人は車両保険をケチらずにしっかりと加入するから、というのもあるかもしれない。


西川昇吾 NISHIKAWA SHOGO

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愛車
マツダ・ロードスター(NB8C後期型)/ボルボV40 T4
趣味
スポーツ走行、写真撮影、ネットラジオ鑑賞
好きな有名人
織田裕二、駒形友梨

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