2台もちなら人生が2倍以上楽しくなるハズ! オススメの「クルマのコンビ」4組を考えてみた (1/2ページ)

この記事をまとめると

■筆者が2台持ちにオススメな「ペア車」を紹介

■真逆のキャラクターをもったクルマのペアだとカーライフが幅広く楽しめる

■2台持ちは敷居が高く感じられるが、軽自動車や中古車であれば現実的な選択肢

スーパーカーと軽なんて組み合わせもじつはアリ!

 仕事とプライベート、あるいは家事育児と自分の時間をハッキリわけて、人生をもっと輝かせたいという人が増えています。コロナ禍を経験して、やりたいことがこの先もいつでもできるとは限らない、日常が突然失われることがあると、リアルに思い知ったことが大きいのかもしれません。

 そんな人たちには、ぜひクルマも2台持ちをオススメしたいと思います。1台でなんにでも使える便利なクルマは増えていますが、自分の時間を充実させたり、新しい世界を見せてくれたり、人生がガラリと変わるようなクルマがあれば、きっともっと輝きはじめるはず。今回はそんな、オススメのコンビをご紹介します。

 まずひとつ目は、家族のための時間と自分だけの時間をハッキリわけたいという人に、トヨタ・ヴォクシーとマツダ・ロードスターのコンビです。どちらも日本が誇るベストセラーモデルで、ヴォクシーは3列シート7/8人乗りのミニバン、ロードスターはふたり乗りのライトウエイトオープンスポーツカー。家族みんなでお出かけするときには、快適性と荷物の積載性で実用的なミニバンは最強ですよね。

 とくに最新モデルのヴォクシーは、2列目シートにオットマンやシートヒーター、大型テーブルまで備わって、夢見心地の居住性。3列目シートの跳ね上げ格納も、片手のワンアクションで完了する手軽さなので、人を乗せたり荷物を積んだりフレキシブルな使い方もスムースなんです。しかも、PDA(プロアクティブ・ドライビング・アシスト)という先進安全運転支援機能が全車標準装備となっていて、前走車に近づきすぎたり、急停車したりしたときには減速をサポートしてくれて、急カーブを曲がりきれない速度で入ろうとしたときなどもサポートしてくれるので、運転がとってもラクで安心。

 余計なストレスなく、日頃の運転がこなせるのは本当にありがたいものです。その代わり、自分だけの時間にはクルマと路面と自分がひとつになれるような、究極の人馬一体が味わえるロードスターで濃いドライブを。ATでもいいですが、MT車を選べば頭の体操、身体のトレーニングにもなり、いつまでも若々しくいるためにもいいのではないでしょうか。オープンにして走ると、いつもの道でもまた違った視点で走れるので、気分転換にもぴったりです。

 ふたつ目は、いつかスーパーカーに乗りたいと憧れていた人にオススメな、ランボルギーニ・ウラカンと日産ルークスのコンビです。2023年が創立60周年というメモリアルイヤーに当たるランボルギーニは、それを祝うかのような限定モデルが続々と登場し、いまいちばん勢いのあるスーパーカーブランドのひとつ。ウラカンは、地を這うような低いボディにテクノロジーの塊のようなメカニズムが搭載され、シートに座るだけで自分の中のスイッチが入るような特別感のあるスーパーカーです。

 5.2リッターのV10エンジンは自然吸気ならではの音色が気分を高揚させ、4WDでガッシリと路面を捉えて突き進むような、骨太のスパルタンさが魅力的。ルーフが取り外せるスパイダーや、さらにハイパフォーマンス化したペルフォルマンテ、サーキットでも闘えるテクニカなど、好みに合わせて選べます。

 そして、日常の通勤や買い物などには、軽自動車で両側スライドドアを備え、ファミリーカーとしても十分な実力があるルークスがぴったり。いわゆるスーパーハイトワゴンですが、ルークスの魅力はインテリアのセンスの良さ、質感の高さ。

 同じように実用性の高い軽自動車もたくさんありますが、ウラカンから乗り換えたときにあまりにチープなインテリアだとガックリきちゃうかもしれないですよね。でもルークスならそんな心配はいりません。しかも、アクセル、ブレーキ、ハンドルの制御を全車速で行ってくれるプロパイロット搭載モデルもあるので、高速道路での長距離移動が多い人でも安心です。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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