アルファロメオと四つ葉のクローバーの歴史が100周年! ジュリアとステルヴィオに記念モデルの「100thアニヴェルサリオ」を各100台設定 (1/2ページ)

この記事をまとめると

アルファロメオのブランドの象徴「クアドリフォリオ」が100周年を迎えた

■100周年を記念して「クアドリフォリオ100thアニヴェルサリオ」をジュリアとステルヴィオに設定

■520馬力にパワーアップしたV6と軽量化、特別なエクステリアが与えられ、それぞれ限定100台を販売

1923年以来アルファロメオの象徴である「クアドリフォリオ」

 日本でも幸運の証としてありがたがれている四つ葉のクローバーだが、それはイタリアでも同様で、アルファロメオのワークスマシンには「クアドリフォリオ」と呼ばれるシンボルマークがボンネットやフェンダーに描かれている。

 じつはこのクアドリフォリオは、1923年のタルガ・フローリオで優勝を果たしたレーシング仕様のアルファロメオRLのノーズに描かれていたことに由来しているのだが、以来、アルファロメオのワークスマシンのシンボルマークとして採用されているとともに、アルファロメオのフラッグシップグレードのひとつとしても親しまれている。

 そんなクアドリフォリオの歴史が100年目を迎えたことを記念して、ジュリア・クアドリフォリオとステルヴィオ・クアドリフォリオに特別なモデルが設定されることになった。その名も「100thアニヴェルサリオ」。それぞれ100台の限定モデルだ。

 ジュリアとステルヴィオのクアドリフォリオ100thアニヴェルサリオには、アルファロメオのレーシングマシンと市販車に採用されてきた100年に渡る技術の結晶が注ぎ込まれている。それを代表するのが520馬力(欧州・英国・中国向け)にパワーアップしたV6エンジンだ。このエンジンには、ジュリアGTAの設計経験が活かされた特別なチューニングの機械式セルフロッキング・ディファレンシャルが組み合わせられており、クルマの挙動とトラクションの向上、トルク伝達の最適化、コーナーでの安定性と俊敏性の向上を実現した。

 ドライブシャフト、ボンネット、スポイラー、スカートにはカーボンファイバーを、エンジンにはアルミニウムなどの超軽量素材を使用することで軽量化。その結果、クラス最高のドライビング・ダイナミクスも実現している。

 また、ジュリアでは、アクティブエアロダイナミクスのためにカーボン製フロントスプリッターが装備される。このエアロデバイスの作動時には、アンダーフロアを通過する空気量が制御され、車両の安定性とパフォーマンスが高められる。

 さらには、アクラポヴィッチ社製エキゾーストシステムが独特のクアドリフォリオサウンドを奏で、ドライバーの気分を盛り上げてくれる。


新着情報