この記事をまとめると
■ランドローバー・ディフェンダーの特別仕様車「イースナー エディション」が発表された
■ランドローバーのテストコースがある街の名前を冠した日本オリジナルの限定モデル
■ふたつのボディカラーにふたつの内装色を組み合わせ3つのボディを用意
ランドローバーの聖地に敬意を表した特別仕様車
イギリス軍の軍用車造りからスタートしたランドローバー。最強のオフローダーであるディフェンダーは、名称が変わる前のシリーズIが登場した1948年から生産終了する2016年まで、基本的な骨格が変わることなく生産が続いた名車だ。そして2019年にフルモデルチェンジして復活。現行モデルは、それまでのラダーフレームからアルミモノコックボディへと変わり、先代モデルを現代的に再解釈したスタイリングと乗用車的な乗り心地を実現して人気を集めている。
そんなディフェンダーに日本独自の特別仕様車「イースナー エディション」を、2ドアモデルの「90」、スタンダードな4ドアモデルの「110」、ロングホイールベース版の「130」それぞれに設定した。
「イースナー」というネーミングは、ロンドンから北西に約200km離れた街の名称で、そこにランドローバーの車両テストを行う「ランドローバー エクペリメンツセンター」があることにちなんで名付けられたものだ。
イースナー エディションのエクステリアに共通しているのは、泥汚れや擦り傷などからボディの塗装面を守るサテンプロテクティブフィルム塗装を施したこと。さらに、足元には20インチアロイホイール(グロスダークグレイ&コントラストダイヤモンドターンドフィニッシュ)を装着している。これらの装備でより逞しい見た目になった。そして各モデルには、サントリーニブラックとアイガーグレイのふたつのボディカラーが用意されている。
そのほか、「90」と「130」にはエクステリアを際立たせるブラックの加飾パーツを採用したブラックエクステリアパックを設定。一方「110」には、よりブラックを強調したエクステンデッドブラックエクステリアパックなど、モデルごとに特別装備が用意されている。