この記事をまとめると
■リヤフェンダーがワイド化されたカスタムカーを目にすることがある
■給油口やフューエルリッドはどうなっているのだろうか?
■「KUHL 03R-GTW GR86」をサンプルに解説
「KUHL 03R-GTW GR86」のフューエルリッドを拝見!
カスタムカー・ショーで見かけるカスタム系チューナーやショップのキマっているデモカーでローダウン系の定番といえば、ワイドフェンダーキット。でも待てよ、オリジナルボディのフェンダー上に備わっていた給油口とフューエルリッドは、フェンダーがワイド化された分、それだけ遠ざかるってこと。ならば開けた時にノーマルリッドとフェンダーの間に確保されるべきスキ間とか「逃げ」のスペースはどうなっているの? まさか拡がったフェンダーに合わせて引っぱり出せるワケでもないだろうし。
東北カスタムカーショー2023の会場で、そんな疑問に答えてくれたのがクール・ジャパン。ブース内に展示されていた「KUHL 03R-GTW GR86」をサンプルに、説明してくれた。ハイパフォーマンスなFRマシンであることを匂わせるエアロコンプリートキットで、フロントバンパー、フロントディフューザー、サイドステップにリヤバンパーに加え、それらに合わせたオーバーフェンダーキットが装着されている。
まずノーマルのGR86のフューエルリッドと給油口は、右リヤフェンダー上で、当然フェンダーキットで覆われる範囲だ。フェンダーキット自体には、フューエルリッドの可動部分に浅いくぼみが付けられている。無論、このくぼみはリヤ右側フェンダーだけで、左側フェンダーにはない。