この記事をまとめると
■宮城県仙台市で開催された東北カスタマイズカーショー
■今回はクール・レーシングのブースを取材
■新ブランド「ヴラーヴァ」のカスタムパーツ製作秘話を代表が解説
カスタムカーの域を超えた完成度の高さ!
「東北といえば、昔はVIPカーがすごく盛り上がっていた印象が強いですが、いまはトヨタ・アルファード/ヴェルファイア系に流れているように感じます。東北はうちのグループの全国比で見ても売れている地方ですから、カスタムに対する熱さ、潜在的なニーズは高いですね」。
と、ドリフト系エアロメーカーとして頭角を現し、新車ベースのコンプリートカスタムでもデザイン性が高く評価されるクール・レーシング代表、片岡孝裕氏は切り出した。クールのエアロパーツは取り付けを含めた精度やクオリティの高さでも知られ、SUVやクロスオーバーにも感度の高いエアロキットやコンプリートカーを数々リリースしている。
東北カスタムカーショーのブースでは、新型クラウン・クロスオーバーなどこれまでもあったローダウン系に加えて、VRARVA(ヴラーヴァ)という昨年末にスタートさせたばかりの新しいブランドによるコンプリートカーを披露した。
ベース車はトヨタRAV4で、「近未来テクノロジー」をデザインの軸とし、ブリスターフェンダーのボリュームがボディ側面にランダムに連なる独特フォルムはワイルドだけどクリーンで、カスタムカーというよりほとんど工場をラインオフした新車かのような、完成度の高さを誇る。