個性派マシンならライバルの一歩先を行けるかも!?
ダイハツ・コペン CERO
いまも昔も、オープンカーというのは世間ズレしていない女性にはわりと有効でしょう。乗ってみたい、風を感じてみたい、といった興味を抱いてくれそうじゃないですか。一方、世間ズレしていないとなると、フェラーリ・ローマ・スパイダーなんかで現れたら「こちら、カタギと違いますわね」と警戒されがち。ゆえに、コペン、しかも丸目ライトのCEROを選んで可愛らしさをそれとなくアピールするわけです。
そして「出オチ」的なインパクトとして、待ち合わせ場所で彼女が現れたところでおもむろにオープンのスイッチオン。屋根が開いたところで「やあ、晴れてて気持ちいいね!」と満面に笑みを浮かべてごらんなさい、きっと彼女もつられてニッコリすること間違いなし。
それでも、調子に乗って屋根を開けたまま高速道路を走るのはNG。ときどきそういうアマチュアを見かけますが、助手席の彼女は風によってヘアスタイルやメイクが崩れるのが気になって、ドライブどころではなくなります。高速を走るなら「一緒に聞きたい曲があるんだ」とかなんとかいって、さりげなく屋根を閉じるのが吉。
ただし、コペンシリーズはどういうわけかお年を召したオーナーが少なくないようで、パーキングなどでアポロキャップかぶったシワシワの爺さんから「コペン仲間やねぇ」などと話しかけられがち。こういうときのスマートな対応も想定しておけば、アナタの印象もアップできるかもしれません。
メルセデスAMG EQEセダン
持続可能とかSDGsなんて意識高い系ワードも令和のデートには欠かせないファクターかと。そうした単語の意味はあやふやだとしても、電気自動車にさえ乗っておけば、いまどきは「意識高い系」に分類されるものです。
ただし、ここでプリウスやテスラでは普通過ぎて「出オチ」にすらなりません。そこで、AMGのEVセダン「EQE」をおすすめ。とにかく、EVとしての出来栄えや687馬力というシステム最高出力はさておき、メルセデスやAMGのブランド力は彼女の「見栄」をグイグイ刺激すること間違いなし。昭和の美魔女なら「アーマーゲーにも電気自動車あるのね」などとしっぽりトークだってできるかも(笑)。
さらに、令和のデートに欠かせない機能が「エナジャイジングパッケージング+」なる快適機能を司るシステム。これは、音楽やパフュームアトマイザー、さらには照明までコーディネートしてくれるもので、あたかも未来からきた猫型ロボットが腹のポケットから出した「デートお助けマシーン」かのような装備です。
また、運転時間や距離などを見計らって「休憩」や「リラックス」を提案してくれますので、「あ、AMGがそろそろ休憩しろってよ」などといいつつ、「Hiメルセデス、近くで感じのいいホテル教えて」みたいな使い方だってできそうです。
いや、まったく令和はデートもAI任せにできるなんて、いい時代になったものですね。