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初心者にとって公道は魔境! 教習所で習っていても「パニクりがち」なポイント5つ (1/2ページ)

初心者にとって公道は魔境! 教習所で習っていても「パニクりがち」なポイント5つ

この記事をまとめると

■クルマの運転をしていると、どうすればいいか判断がつかないことがある

■初心者や慣れていない土地で運転する場合はとくに戸惑うことが多い

■パニックになりがちなポイント5つと克服方法を紹介

一方通行に似ている常時左折可能を意味する標識

 新生活のスタートや生活の変化などによって、つい最近になってクルマの運転を始めたというビギナードライバーも多いと思います。誰もが当たり前のように運転しているように見えても、やはり何事も最初は「どうすればいいの?」とわからなくなることもあるものです。とくに、引っ越したばかりでよく道路事情がわからない土地で運転を始めた人などは、「こんな標識、初めて見た!」なんてこともあるかもしれないですね。

 そこで今回は、初心者ドライバーや慣れない土地で運転する人がどうしていいかわからなくなりがちなポイントと、その克服方法をご紹介したいと思います。

 まず1つ目は、ちょっと混んでいてノロノロと進んでいるような道で、何も考えずに前走車にくっついて交差点を直進しようとしたら、途中で前が詰まってしまって、交差点の真ん中で赤信号になってしまった! なんてことがあります。とくに、前走車がトラックやバスなど背の高いクルマで、自分が低いクルマに乗っていると前方の様子がよくわからず、やらかしてしまうことが多いかもしれません。こうなると、左右から直進してくるクルマの通行を妨げることになり、とても迷惑。横断歩道の上で止まってしまえば、歩行者や自転車にも迷惑をかけてしまうことになります。この事態を防ぐには、ノロノロ渋滞の時に交差点にむやみに進入するのは避け、ちゃんと前走車が交差点を通過したのを見届けてから自分も続くようにすることが第一。また、左右に横断歩道の信号があれば、車道の信号よりも一足先に赤に変わるので、そうなったらもう交差点には無理に進入せず、ステイしていたほうがいいでしょう。

 2つ目は、車線がいくつかある道路のいちばん左車線を走っていて、前方が赤信号だから停車したら、後続車に「ププッ」とクラクションを鳴らされて、どうしていいかわからなくなる時ってありませんか? そんな時は、常時左折可能を意味する標識があるかどうか、確認してみてください。左折可の標識は一方通行の標識とよく似ているので、気がつかない人も多いのです。一方通行は青地に白の矢印が書かれていますが、左折可の標識はそれを反転させたような、白地に青の矢印が書かれています。

 この標識がある交差点では、信号の色に関係なくいつでも左折することができます。急に停車すると、止まるとは思っていなかった後続車に追突される危険性もあるので要注意。ただ、手前に横断歩道がある場合もありますので、安全確認はしっかりとすることが大前提です。まずは、標識があるかどうかを見逃さないように注意しましょう。

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