この記事をまとめると
■レクサスのハイブリッドモデルを紹介
■燃費性能だけでなく走りにもこだわっている
■購入字に考慮すべきポイントについても解説
ハイブリッド車を数多く揃えるレクサス
レクサスにラインアップされているほぼすべてのモデルに用意されているハイブリッド仕様。ラグジュアリーブランドのレクサスに設定されているハイブリッド車は、ただ燃費性能にこだわっているわけではありません。
多くの選択肢を備えたレクサスのハイブリッド車を紹介するとともに、購入時のポイントなどもお伝えします。
立ち上げ時は苦戦したものの、いまやラグジュアリーブランドとしてすっかり浸透したレクサス。セダンやSUV、クーペをラインアップしているレクサスですが、ハイブリッド車を数多く揃えているのが大きな特徴です。
一般的にハイブリッド車のイメージは「燃費重視のクルマ」。実用車と思われがちなハイブリッド車ですが、ラグジュアリーブランドのレクサスに数多く用意されているのは当然、燃費だけを重視しているわけではありません。
ガソリン車だけでは実現できないトルクやモーターならではのリニアな加速を実現するなど、ラグジュアリーモデルにふさわしいパワーユニットとして数多くのレクサス車に搭載されているのです。
そんなハイブリッドユニットを搭載するレクサス車を紹介していきましょう。
レクサスのハイブリッドSUV
UX
2022年にCTが生産終了となったことによりレクサスで購入できるもっともベーシック車種となったUX。2018年に販売を開始したUXですが、2022年7月にマイナーチェンジを実施し、先進安全装備「Lexus Safety System +」の機能拡充などが行われました。
同車には2リッターガソリンエンジン車とともにハイブリッド車、またBEVが用意されています。
UXに搭載されるハイブリッドユニットは2リッター直4エンジンにモーターを組み合わせたもの。システムトータル出力は255馬力と動力性能を誇り加速やパワーにゆとりあり。また22.8km/L(WLTCモード)の燃費性能も備えました。
ガソリン車とともにハイブリッド車にも18インチタイヤを装着するスポーツ仕様「Fスポーツ」が設定されています。
NX
2代目となる現行型が登場したのは2021年。初代のイメージを踏襲したエクステリアデザインを採用したものの、中身は大幅にアップデートされています。
初代と大きく異なるのがレクサス初となるPHEVを設定したこと。RAV4 PHEVと共通のシステムを備えたNX PHEVは総電気量18.1kWhのリチウムイオン電池を搭載。グレードにより異なりますがEV航続距離は90kmを超えています。
PHEV以外のハイブリッド車も初代からシステムにアップデート。2.5リッターエンジン+モーターに変更はありませんが、システムがレクサスの最新ユニット「ダイナミックフォース」シリーズに換装されました。
RX
レクサス初のSUVとして1989年に登場したRX。2022年にフルモデルチェンジで5代目が登場しました。
5代目はレクサスの電動化ビジョン「レクサス・エレクトリファイド」を受け、ハイブリッド仕様とともにPHEVも設定。ガソリンモデルは2.4リッター直4直噴エンジンが搭載されています。
RXのハイブリッド車はガソリン車と同じ2.4リッターエンジンにモーターを装備。またPHEVには2.5リッターエンジン+モーターと高出力バッテリーを備えEV航続距離(WTLCモード)は86km。
先読みEV/HVモード切り替え制御によりナビシステムでのルート案内中、バッテリーの残量やルート、交通情報などのデータをもとにEV走行とHV走行を切りかえてくれます。
レクサスのSUVが人気の理由
レクサス車のなかでも、とくに人気が高いのがSUV。国産車のなかでも他にライバルが存在しないプレミアムSUVであることや世界的なSUVブームが大きな理由といえますが、その他、さまざまな要因があるようです。
ひとつはエクステリアデザイン。スピンドルグリルを用いた「レクサスドライビングシグネチャー」と呼ぶ独自のプロポーションを備え高級感と機能性を両立しました。
また、レクサスのブランドイメージが高いこと、オペレーターによるサポートなどレクサスオーナーが得られるサービスなどの魅力が高いのもレクサスSUVが選ばれる大きな理由といえるでしょう。