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水陸両用にトランスフォームにスケスケ天井のベッドルーム! 欧米のキャンピングトレーラーが「子どもの夢」レベルの楽しさだった (2/2ページ)

水陸両用にトランスフォームにスケスケ天井のベッドルーム! 欧米のキャンピングトレーラーが「子どもの夢」レベルの楽しさだった

この記事をまとめると

■オートキャンプ天国である欧米の魅力的なキャンピングトレーラーをピックアップ

■山だけでなく海や湖で大活躍しそうな水陸両用モデルも存在

■利便性の高いタイプからシンプルでお洒落なタイプまでさまざまなキャンピングトレーラーがある

欧米製キャンピングトレーラーは奇想天外魅力いっぱい

 アウトドアブームがクルマのマーケットも席巻していることご存じのとおり。オートキャンプはもとより、キャンピングカーやアウトドアライフにまつわるクルマのパーツ業界はウハウハな状況かと。

 一方、日本でアウトドアがそんなイケイケな状況になるはるか以前から、欧米諸国はオートキャンパー天国だったことも事実。成熟しきったマーケットゆえに、魅力的&画期的な製品はやっぱりあちらのモノが少なくありません。国内での使い勝手など気になるポイントがないわけではありませんが、それでも不思議と欲しくなるキャンピングトレーラーをご紹介しましょう。

キャラバンボート・デパーチャー・ワン

 ドイツのキャラバンボート社がリリースしているのは、社名まんまの「旅するボート」です。デパーチャー・ワンと呼ばれるこちらは、水陸両用キャンピングトレーラーで、川や湖に恵まれたドイツならではの製品。アルミニウムで構成された船体は、ちょっとした屋形船のように天井高があり、またアクリルガラスの面積が大きくとられて見晴らしも良さげです。

 当然、ベッドルームやキッチン、シャワーといったキャンピングカーに求められるアメニティはバッチリ装備。違うのは、車体(というか船体)後尾に船外エンジンが載せられているところでしょうか。つまり、キャンピングトレーラーとしてクルマでけん引することができて、水辺についたら屋形船のようにボートライフが楽しめるという一粒で二度おいしい仕組みなわけです。

 さすがに、普通のキャンピングカーのように船体に車輪がついているわけではなく、牽引は船を載せる要領でトレーラーを用いるのですが、なかなか日本では思いつかないアイディア。アルミのボディというのもよく考えられていて、腐敗や水の浸透を防ぎ、耐用年数も長期にわたるはず。

 全長8メートルとなると、大型キャンピングカーの領域なので多少の慣れは必要でしょうが、目的地で過ごす時間の充実度、楽しさはそれを補って余りあることでしょう。

 ドイツと同じく、川や湖が豊富で海に囲まれた日本なら、デパーチャー・ワンで旅をしながら一生を過ごすなんてのも夢があるのではないでしょうか。

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