この記事をまとめると
■フォルクスワーゲンの日本正規輸入70周年を記念した特別仕様車を発売
■ゴルフとゴルフヴァリアントに「プラチナムエディション」を設定
■人気のオプションを標準装備としながらも価格を抑えた設定となっている
70年間の感謝の意が込められたお買い得な特別仕様車
1953年にタイプ1とタイプ2を輸入したことから始まったフォルクスワーゲンの日本正規輸入。2023年は、ちょうど正規輸入開始から70周年という記念すべき年となる。そして、フォルクスワーゲンジャパンは、これを記念した特別仕様車のラインアップや、注目の新規車両を導入することを発表していた。
さて、そんな70周年を記念した特別仕様車がゴルフとゴルフヴァリアントに設定された「プラチナムエディション」だ。70年の感謝の気持ちを込め、装備を充実化させながらも価格を抑えた特別なモデルとなっている。
プラチナムエディションで標準化された装備の一部を列挙すると、LEDマトリックスヘッドライトのIQライトや通信モジュール内蔵SSDナビゲーションシステムのディスカバープロ、ヘッドアップディスプレイなど、いずれも人気のオプションが選ばれていることがわかる。
また、これまではスポーツグレードであるGTIとRにのみオプション設定されていたアダプティブシャシーコントロールのDCCを18インチアルミホイールとのパッケージオプションとして選ぶことができるようになっているのもポイントだ（eTSI Activeを除く）。そのほかにも、電動パノラマスライディングルーフ（サンシェード、UVカット機能付き）と「Harman Kardon」のプレミアムサウンドシステムがセットになったラグジュアリーパッケージもオプションとして用意されている（Style、R-Lineのみ）。
なお、フォルクスワーゲン独自技術である「ツインドージングテクノロジー」を採用することで排出ガスに含まれるNOxを低減し、環境性能をさらに高めた最新世代のクリーンディーゼルエンジンを搭載する「TDIプラチナムエディション」は、その価格をガソリンエンジン搭載グレードに匹敵するものとなっているのも見逃せない。
プラチナムエディションは、Active、Style、R-Lineに用意され、ゴルフ・プラチナムエディションの価格は363万9000〜423万9000円、ゴルフヴァリアント・プラチナムエディションの価格は376万9000〜436万9000円。DCCパッケージオプションは22万円、ラグジュアリーパッケージオプションは25万3000円だ。
70周年記念の第1弾となるゴルフとゴルフヴァリアントに用意された特別仕様車「プラチナムエディション」は、その装備内容と価格を照らしあわせる限り、フォルクスワーゲンの70年間分の感謝が込められた、かなりお買い得なモデルとなっているようだ。2023年はまだ4分の1が経過したに過ぎないから、今後、「プラチナムエディション」以上に魅力的な特別仕様車が突如として設定されるかもしれない。今後にも大いに期待したいところだ。