中国メーカーはBEV(バッテリー電気自動車)かと思いがちだが、タイではPHEV(プラグインハイブリッド車)だけでなく、日本車の十八番ともいえるHEV(ハイブリッド車)もラインアップしているのである。本国中国ではあまりお目にかからない中国車のHEVあたりをラインアップしているところを見ると、純内燃機関車に比べると物品税率が軽減されていることもあるが、日本車をターゲットにしているのも間違いないだろう。価格も昨年夏にデビューしたMG VS HEVの上級グレードで99万1900バーツ(約353万円)となっており、現地で販売している同クラスと判断できるホンダHR-V(日本でのヴェゼル)のエントリーグレードの97万9000バーツより買い得な価格設定となっている。