3年ぶりのリアル開催は熱気ムンムン! オーテック里帰りミーティング2022プレイバックリポート (2/3ページ)

三者三様のライフスタイルに寄り添うオーナーの愛車をご紹介

 ここからは、参加者の方々にインタビューを行ったのでご紹介しよう。

 まず、静岡県在住のリーフニスモオーナーのよっしーパパさん。

 愛車のリーフニスモは初代に続き2台目。月に2000kmも走るため、購入してからまだ4年なのに取材時の走行距離は約9万kmを走破していた。こだわりのポイントは、フロントのエンブレムが今の日産のブランドロゴになっている点と、屋根のアンテナに初代リーフのものを装着しているという点。『見る人が見ればわかる』こだわりのカスタムを施していた。

 初代リーフニスモ以前は、トライダルCVTを搭載したV35型スカイライン350GT-8と中々マニアックな愛車を所有していた。「スカイラインのときはハイオクで燃料代を気にしていましたけど、今のリーフは電気代のみなので経済的にも助かってます(笑)」、と笑顔で語った。

 初代リーフを所有していたときに、鉄道好きなよっしーパパさんは下道のみで、鉄道の駅に設置されているご当地の絵柄が入った御朱印集めも兼ねて16日間で日本一周をするなど電気自動車ライフを謳歌している。最近になって日産サクラも購入し、年内には納車される予定だ。そのため、V2Hに対応した住宅へとリフォームを加え、車外で使用できる蓄電池を購入したり、有意義な電気自動車ライフを送っているオーナーさんだった。

 壊れるまで乗り続けたいというよっしーパパさんは、ミーティングの際にも蓄電池を持参して、コーヒーを淹れていた。その姿を偶然に駐車場を回っていた片桐CEOも注目し、会話を楽しんでいたのが印象的だった。

 続いては、西日本地域の遠来賞を受賞したKさん。愛車はS15型シルビアスペックSのオーテックバージョンで、取材時の走行距離は約16万7000km。このイベントに参加するために1週間もの有休を取得して参加したとのこと。

 こだわりのポイントとしては、オートマからマニュアルに換装したところと、専用の赤いエンジンヘッドやステンレス製のエキゾーストマニホールドを挙げてくれた。ターボモデルとは違いエンジンの回転が滑らかなのが好きで、パーツがなくなるまで乗り続けたいと話す様子からは、Kさんのクルマへの愛情を感じられた。

 次に紹介するのは、過走賞を受賞した壁田さん。クルマはセドリック ブロアムVIP-Lだが、仕事でもある個人タクシー仕様になっていた。この見た目は会場でも圧倒的に目を引いていたが、取材時の走行距離は50万8600kmと日々お客様を目的地まで安全運転でお送りしている大事な相棒だ。特徴としてミッションをマニュアルに換装しているが、オートマの制御が自らの意図したギヤにシフトしないことにあまり納得がいかなかった末の決断だった。また、壁田さんはAE86も所有しており週末にはジムカーナに参加するなど仕事でもプライベートでもクルマを操る楽しみを味わっているオーナーさんだった。


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