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あっという間に消滅! でもじつはアコードが凄かった【ぶっちゃけ不人気だけど私は推すクルマ まるも亜希子編】 (1/2ページ)

あっという間に消滅! でもじつはアコードが凄かった【ぶっちゃけ不人気だけど私は推すクルマ まるも亜希子編】

この記事をまとめると

■ヒットはしていないが推したいクルマを紹介する本連載

■今回はまるも亜希子さんがホンダ・アコードをチョイス

■「乗れば乗るほど沁みてくる最高にいいクルマ」だという

あっという間に生産終了となった10代目アコード

 1976年に初代が誕生してから、長い歴史を誇るミドルセダンのホンダ・アコード。日本では10代目が発売されたと思ったら、あっという間に2022年9月に生産終了してしまい、なかなか昔のように大ヒットとまではいかないのが現状ですが、この10代目アコードが乗れば乗るほど沁みてくる最高にいいクルマなのです。

 そもそも10代目アコードは、これまでの集大成としてゼロからプラットフォームを作り上げてまで、「クルマの在るべき姿」を追求したモデル。Hondaのものづくりの原点でもある、「人の気持ちを研究すること」に立ち戻り、数値ではなく感性での評価にこだわった爽快な走りや、本質的な美しさを求めたデザインなど、一切の妥協を許さず作り上げた1台だといいます。

 メカニズムでは、安定した走りのカギを握る低い重心高と、余分な挙動変化を減らす低慣性モーメントを最重要課題として開発された、新世代プラットフォームが新型アコードの土台。重心高が約15m低減、ロール慣性モーメントが7.2%低減、ヨー慣性モーメントが1.7%低減したほか、超高張力鋼板の適用を拡大し、前後サブフレームやサスペンションの軽量化などにより、車両重量も50kgの軽減に成功しています。

 またボディ剛性の在り方を追求し、高効率製造技術として注目される構造用接着剤を総延長43mにわたり適用。ボディ全体の骨格部材を組み立ててから外板パネルを溶接するインナーフレーム構造の採用など、構造や材料の最適化も行った結果、ねじり剛性が32%、曲げ剛性が24%とそれぞれ向上した軽量・高剛性ボディを実現しています。

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