ニスモは3000万円級スーパースポーツとなるも発売時には完売している可能性高し!? 日産GT-R2024年モデルを正式発表し受注スタート (2/2ページ)

価格は1375万から2915万円までと幅広い設定

 GT-Rプレミアムエディション Tスペックでは、内装色のコーディネートやサスペンションのセッティング、カーボンセラミックブレーキなどがすべて専用となっており、しなやかで上質な乗り心地と意のままに操れる楽しさの両立が図られる。

 一方のGT-Rニスモは、高い位置にセットされたリヤウイングが象徴するように、空力性能を徹底的に磨き込んだのが特徴となる。フロントメカニカルLSDの追加にあわせて4WD制御も最適化されており、フロントとリヤのトルク配分を緻密に制御することでコーナーリング性能も向上している。また、それにともない専用レカロ製カーボンバックバケットシートも意匠を変更し、シート剛性とホールド性も大幅に向上している。

 さらにGT-Rニスモ・スペシャルエディションでは、ピストンリングやコンロッド、クランクシャフトなどに高精度重量バランスエンジン部品を採用し、クリア塗装のニスモ専用カーボン製エンジンフード(NACAダクト付)などを特別装備する。

 GT-Rの2024年モデルの価格は、ピュアエディション1375万円、ブラックエディション1535万500円、プレミアムエディション1484万100円、プレミアムエディションTスペック1896万700円、トラックエディション・エンジニアードbyニスモ1765万600円、トラックエディション・エンジニアードbyニスモTスペック2138万700円、ニスモ2865万600円、ニスモ・スペシャルエディション2915万円。

 GT-Rの2024年モデルは4月下旬より発売開始予定(ニスモ/ニスモ・スペシャルエディション/トラックエディション・エンジニアードbyニスモ/トラックエディション・エンジニアードbyニスモTスペックは今夏発売予定)。ただし、各グレードは生産可能台数が限られている。実際、2022年モデルの発売時には、すでに全車が受注を終了していたことを考えると、GT-R2024年モデル争奪戦もかなり激しいものとなりそうだ。


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