フォード製V8の搭載にマニアならずとも感涙
ホイールベースの2570mmは、ACコブラMk.VIより284mm長い設定だが、全長は4225mmとわずか110mm延長されたのみ。前後のトレッドも各々拡大され、加えて重量配分や重心位置の見直しを図ったことで、ハンドリング性能を飛躍的に向上させている。
フロントに搭載されるエンジンはフォード製の5リッター版V型8気筒ガソリン。最高出力と最大トルクは、それぞれ663馬力、780Nmというスペックで、このエンジンには6速MT、もしくは10速ATを組み合わせる。車重はACカーズからは1500kg以下と発表されているが、これはやはりイタリアのイコナ・デザイン・グループの手によるカーボンコンポジッドボディなど、美しさとともに軽量化にもストイックなまでの取り組みを見せた結果。
ちなみにこのコブラGTロードスターは公道走行が可能で、そのために世界各国のホモロゲーション規格に適合する最新の安全装備を搭載しているのだから、この車重は十分に魅力的な数字といえるだろう。
さらに装備面でも、電動ウインドウやクライメートコントロール、衛星ナビゲーション/インフォテインメントシステムなどを標準装備。オプションの詳細に関しては正式発表時に改めて明らかにされる予定だという。
0-100km/h加速を3.4秒。最高速では278km/hを実現するというACコブラGTロードスター。レストモッドの影響を受けつつも、クラシックなマッスルカーとして、そしてなによりACの伝統を尊重したブリティッシュロードスターとして、それはじつに魅力的な一台に仕上がっている。
注目の価格は28万5000ポンドから(約4636万円、イギリス現地価格、付加価値税除く)。予約や商談はすでに開始されているとのことだ。